Ameba Ownd

アプリで簡単、無料ホームページ作成

Art of Being -AI時代のライフコーチ|対話から、形へ

私は「ワクワク」が嫌いだった

2026.05.29 22:00

長い間、「ワクワク」という言葉が好きではなかった。

正確に言うと、ワクワクしている人たちを見ると、少し冷めた気持ちになっていた。


「ワクワクする方を選びましょう」

「ワクワクに従いましょう」


そんな言葉を聞くたびに、心の中でこう思っていた。


「おいおい、もっと現実見ようぜ」

「いや、その結果どうなるかも見ろよ」


たぶん私は、かなり嫌な人だったと思う。


でも最近、その理由がわかった。

私が嫌いだったのは、ワクワクそのものではなかった。

期待のワクワクだったのだ。


期待のワクワクは、未来に向いている。

これが売れるかもしれない。

うまくいくかもしれない。

評価されるかもしれない。

だから楽しい。


でも同時に、不安もセットになっている。

売れなかったらどうしよう。

評価されなかったらどうしよう。

うまくいかなかったらどうしよう。


期待と不安は、だいたいセットだ。


最近、私は久しぶりに「ワクワク」という言葉がぴったりくる感覚を味わった。

きっかけは、たった1ドルだった。


Etsyで販売しているバッグの価格を見ていた。

40.95ドル。

ふと思った。


39.95ドルにしたら、どうなるんだろう。

たった1ドル。


でも40ドル台から30ドル台に見える。

クリック率は悪くない。

もし反応が変わったら面白い。

もし変わらなかったら、それも面白い。


その時、気づいた。

私は売れる未来にワクワクしているんじゃない。

構造が見えるかもしれないことにワクワクしているのだ。


後でAIにその話をしたら、こんな言葉が返ってきた。

「そのワクワクは、期待ではなく発見ですね」

なるほどと思った。


期待のワクワクは、結果待ちだ。

発見のワクワクは、今ここにある。


「ああ、そういうことだったのか」

「なるほど、ここが原因だったのか」

「面白い」

発見そのものが報酬になる。


振り返ってみると、最近の私はそんなことばかりだった。


長年反応が来なかった理由。

内輪向けになっていた発信。

自分の強み。

AIとの対話。

数字と感性の関係。

全部、「ああ、そういうことだったのか」の連続だった。


もしかすると人生が動き始める時というのは、期待のワクワクが大きくなる時ではなく、発見のワクワクが増える時なのかもしれない。


私はようやく、「ワクワク」という言葉を少し好きになった。


ただし条件がある。

未来を夢見るワクワクではなく、

世界が少しずつ見えるようになるワクワクだ。


あなたが今感じているワクワクは、

どちらだろうか。