水温も、土壌も。防水サーミスタプローブで、農業の「温度管理」がもっと手軽に。
2026.05.31 05:13
農業では温度計測は収量と品質を左右する重要な要素です。
気温はもちろん、養液の水温、土壌温度、培地の温度・・・これらを正確に把握することが、安定した栽培につながります。
今回、農業モニタリングシステム「みのりんく」に、防水型のサーミスタプローブ(NTC)への対応を追加しました(写真右下の小さな筒がサーミスタです)。
NTCサーミスタって何?
サーミスタは、温度によって電気抵抗が変化する素子です。なかでも「NTC(負温度係数)型」は、温度が上がると抵抗が下がる性質を持ちます。この変化がとても敏感なため、わずかな温度差も逃さず検出できます。 白金測温体(PT100など)と比べると回路がシンプルで小型化しやすく、コストも抑えられるのが大きな特長です。農業用途のような「多点計測・現場設置」と相性が良いセンサです。
防水プローブだから、こんな場所に使える
今回対応したプローブは完全防水仕様です。水に直接触れる環境でも安心して使えます。
・養液や水耕栽培の水温管理(液温が根の活性に影響します)
・ハウス内の地温モニタリング(土に直接挿してOK)
・ 貯水タンクや給液配管の温度確認
・きのこ・山菜栽培など湿潤環境での利用 水温確認
これらの温度をリアルタイムで把握・記録することで、異常を早期に発見できます。
1台で2か所を同時計測
拡張センサユニット1台に対してサーミスタプローブを2本接続できます。
たとえば
・給水口と排水口の水温差を同時確認
・水田の水温と泥温の同時計測
・タンク上部と下部の温度分布を把握
1台のユニットで2点計測できるため、様々な用途が考えられます。
温度データはクラウドに送信し自動でグラフ化されます。スマートフォンからいつでも温度データを確認できます。 水温管理に課題を感じている農家さん、ぜひ一度ご相談ください。