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【流 通】TOPPAN 糖衣錠にも印刷可能な優れた速乾性の錠剤インキを提供開始

2026.06.03 00:40

TOPPANは、インクジェット印刷が難しかった糖衣錠(※1)にも印字可能な優れた速乾性の黒色錠剤インキを開発し、提供を開始した。

同製品は、独自の顔料分散技術(※2)により糖衣錠へのインクジェット印刷を実現した。糖衣錠の他にも口腔崩壊(OD)錠やフィルムコート錠など、あらゆる錠剤タイプにおいて薬品名や用量の識別性向上に貢献する。

医療現場では、薬剤師の調剤ミスや患者の服薬間違いを防ぐため、錠剤に薬品名や用量を印字して識別性を高めることが求められている。しかし、インクジェット用の錠剤インキはインクジェットヘッドを乾燥から保護するため比較的乾燥しにくい液体で構成されているため、錠剤表面が固くインキを浸透させることが困難な糖衣錠において乾燥不良を起こし、擦れて印字が消える懸念があった。

TOPPANは錠剤用インクジェットインキのサプライヤーとして、10年以上にわたり錠剤インキを提供している。今回は、エレクトロニクス分野で培ったインキの分散技術を活用し、既存の錠剤用インクジェットインキの性能を上回る優れた速乾性の錠剤インキを開発した。従来の錠剤インキで印刷が可能だった口腔崩壊(OD)錠やフィルムコート錠に加えて、糖衣錠へインクジェット印刷の適用範囲が広がることで、あらゆる錠剤タイプで印刷を可能にする。


※1 糖衣錠

薬の苦みや臭いを隠して服用しやすくするために、錠剤の表面を白糖やアルコールでコーティングした薬

※2 顔料分散技術

液体中の顔料(着色剤の一種)を均一に混ぜ合わせ、沈殿や凝集を防いで安定させる技術


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