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〔開催レポート〕ファスナー専門家とミシンでリユース布バッグ in善光寺大門まるけ

2019.03.15 13:00

善光寺大門まるけ、ぎふのふコラボ。

3月の空も晴れて、市場は今月も、朝から賑わいを見せていました。

今日は、岐阜善光寺の弘法堂ホールで開催。

いつものお堂、でも今回は、階段を、下ります。

今回は、

布とファスナーのプロフェッショナル
かせむらみえ 氏

の 手ほどきで、電動ミシンを使って、

ユニバーサルデザイン(UD)のファスナー付き・
ミニバッグを作る企画。

ユニバーサルデザインと一口にいってもいろいろありますが、

今回は、「光るファスナー(再帰反射型)」と、弱い握力でも開けられる「カニさんファスナー」。


今回の講師、かせむらみえ氏は、それらのファスナーを、

世界シェアもトップクラスに入る日本のファスナー会社・YKK社とともに共同開発された研究者。

もちろん、岐阜の方です!


そんな、かせむら氏より、直々に、ファスナーの取り付け方の作業指導込みで、

ファスナー現物をご提供いただいて! のワークショップは、知るひとぞ知る、感のたまらない、

かなりのお値打ち価格となっておりました。(あとから言ってすみません)



そしてもちろん、

布は、持ち込み推奨! リユース布!で。

ご参加は、予約おふたりに、飛び入りおふたりの、計4名となりましたよ!

少人数で、ミッチリ。

見本を見て、

ファスナーを選んで。

採寸して、

切って、

接着芯と合わせて、

アイロンをあてて。接着芯のアイロンのあて方、プチ講座。

ファスナーの位置を決めたら、しつけ縫いをして。

ミシンで縫っていきます。

 

ここまでの工程も、結構もりだくさんでしたが、

ミシンがけでも気をつけるところが、いろいろ盛りだくさん!

途中でランチタイムもはさみながら。

はじめましてでも、話がはずむ、はずむ。

0歳のベビさんも、輪の中に参加。

ランチ後に再開し、(その前の、たわむれ。)

みなさん、それぞれの工程で、作業は追い込みに。

みなさん、ファスナーまで取り付けたところで、

お時間がきてしまいました!

(ひとまず、できたところまでを、撮影。)


ぎふのふは、記録係。

▼ ・・・その後、参加者の方より、ご帰宅後に縫い上げたショットをお送りいただきました! 水中のカニさん。宮沢賢治・クラムボンの世界観とのこと! カプカプ笑ってるよ!

作製のようす。ベビさん連れでも!

ぎふのふも、みえ先生のお手伝い役に回ったり、

その他、せっせと記録係にいそしむ。

様子見に、お立ち寄りいただいた方も!

(つい先日、針金造形アーテイストの橋さんにつくってもらった、

「ぎふのふ」ワイヤーも、密かに飾っていました)

/// Special Thanks ///

稼働したミシン3台(+待機ミシン1台)は、

長良福光の白木ミシンさんにお借りしました。

/// Special Thanks ///

そして、錆びついていた裁ちばさみは、おなじくまるけに御出店されていた、

すえたけ刃研ぎ工房さんで、研いでもらいました。

あれだけ錆びていたのが、キレッキレの切れ味に。


▼リハーサル時の、写真ズ。ざざざーっといきます。

リハーサルでは、こんなバッグもできちゃいました。



今回は、「善光寺大門まるけ」初出店から、ちょうど一年。


はじめての出店も、リユース布をつかった裂き織りワークショップ企画でした。

 (割いた布でランチョンマット作ったりしました!)


そして、会場も、おんなじ弘法堂ホール。

<1年前の、裂き織りワークショップ風景>


あのときの裂き織りワークショップの奔放さ(!)に目をつけてくれた

当時のご住職・秀晃さんから、声かけてもらったのがきっかけで、

ぎふのふ史上伝説となった「のぼりto布ぞうり」のワークショップが生まれたのでした。


ぎふのふにとっては、ここが、出張ワークショップの原点であり、はじまりの場所。


晴れてても雨が降っても心地よい空気の流れるこの場所で、

たくさんのひとに出会い、何度も笑顔の写真をとって、

うれしくなったあのときも、かなしくなったあのときも、

いつでも無条件の楽しさと優しさを全身にひしひしと感じながら、ここまでやってきました。


これから先も、めぐる季節の度ごとに、この場所へ何度でも帰ってくるでしょう。


その度に、言葉にはしなくても、きっと思うと思うのです、

ただいま。

ただいま、戻りました。こちらも元気でやってます。と。


(A)