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Sun&Moon Yoga

自分のキャパシティを認めると、生きるのが楽になる

2026.06.07 11:34


以前の私は、本調子でない時や、なんとなくモチベーションが上がらない時に、
「本来の私はこんなものじゃない」
と思っていました。


もっとできるはず。
もっと能力が高いはず。
もっと安定できるはず。


体調が良くなったら。
時間ができたら。
家族の問題が落ち着いたら。


きっともっと理想の自分になれると思っていたのです。


でも今は思います。


実は、その時の自分こそが、その時の自分のキャパシティなのだと。


体調が悪くて家にいるしかない日も。
気持ちが落ち込んで何も手につかない日も。
家族のことで頭がいっぱいな日も。


それも含めて、その時の自分の現実であり、その時の自分のキャパなのです。


そしてある時、私は気づきました。


「いやいや、待てよ」と。
私はそんなに何でもできる人間じゃない。


あれもこれも抱えて、たくさんのタスクを淡々とこなし続けられる人ではない。


案外、一日の中でできることは限られている。
集中力にも限界があるし、体力にも気力にも限界がある。


そして、そのことがいい意味ではっきり分かった時、とても楽になりました。


以前は、
「もっとできるはず」
という理想の自分を追いかけていました。


でも、
「今の私はここまでなんだな」
と認められるようになると、自分との無駄な戦いが減っていったのです。


そして私はもう一つ思うのです。
そもそも、みんな抱えているタスクが多すぎませんか。


特に育児をしているお母さんたち。
子どもの世話をして、仕事をして、食事を作って、家を整えて、家族の予定を管理する。


育児だけでも大仕事です。
仕事だけでも大仕事です。
家庭を回すことだって大仕事です。


それを全部同時にやっているのですから、感覚としては三人分の仕事をしているようなものです。


疲れない方がおかしい。
余裕がなくなる方が自然です。


それなのに私たちは、
「もっと頑張らなきゃ」
「もっとできるはず」
と思ってしまう。


でも本当は、自分の能力が低いのではなく、単純に抱えているものが多すぎるだけなのかもしれません。


だからこそ、自分のキャパシティを見誤らないことが大切です。


今日はここまでできれば十分。
今の自分にはこれが精一杯。


そう認めてあげることは甘えではありません。
現実を正しく見ることです。


そして、自分のキャパシティを認められるようになると、時間の使い方も変わってきます。


以前の私は、自分を過大評価して予定を詰め込み、できなかった自分に落ち込んでいました。


でも、自分の限界を理解できるようになると、
「今日使えるエネルギーはこれくらいだな」
と考えられるようになります。


すると、限られた時間を何に使うかが、とても大切に感じられるのです。


時間は誰にでも平等です。
でも、体力も集中力も気力も平等ではありません。


だから本当に大切なのは、どれだけ時間を持っているかではなく、その時間とエネルギーを何に使うかです。


時間はお金よりも貴重です。


お金はまた手に入るかもしれませんが、今日という時間は二度と戻ってきません。


だからこそ、自分のキャパシティを知り、その中で何を選び、何を手放すのか。
その選択が人生を作っていくのだと思います。


この考え方は、ヨガの練習にもそのまま当てはまります。


例えば柔軟性です。
ヨガをしていると、
もっと柔らかくなりたい。
もっと深くポーズを取りたい。
そう思うことがあります。


でも、本当に大切なのは、
「今の私の柔軟性はここまで」
と一度認めることです。


それができないと、力で押し込んだり、無理な練習を重ねたりして、かえって体を痛める原因になります。


私自身も、もっとできるはずと思って長時間練習し、怪我ではないけれど体がギクシャクしてしまった経験が何度もあります。


まるで体の中で不協和音が鳴っているような状態です。


本来、体を整えるためのヨガなのに、自分の焦りによって体に負担をかけていたのです。


だからヨガでも
「今の私はここまで」
と認めること。


それは諦めではありません。
自分を正しく知ることです。


そして、人は自分を否定しながら頑張るよりも、自分のキャパシティを受け入れた時の方が、肩の力が抜けて自然に成長して行けると思います。


今の自分を認めること。

余裕がない時は、余裕がないことを認める。

そしてその時の自分に必要な選択をしてあげる。

力で推し進めるのではなく、自分を理解しながら進んでく。

私はその方がずっと自然でずっと遠くまで行けるような気がしています。