ボブ・・・ちんぷんかんぷんです。変なな話し方です。聞こえるけど、何を言っているのか分かりません。
フレッド・・・わかりました。彼らは互いに同意しているように見えますか?怒鳴ったり、叫んだり、そういう様子は感じますか?
ボブ・・・いいえ、ただ話し合っているだけです。
フレッド・・・声の大きさは、ずっと一定ですか?
ボブ・・・ええ、ほとんど単調な感じです。[非常に興奮して] 本当にここから出たいのです!
フレッド・・・わかりました、続けてください。
突然、ボブは目の前の光景に信じられないという様子で、はっと息をのんだ。
ボブ・・・一番奥の一番右端にいる人が、まったく変わります!光に変わるのです!ただの光のかたちに!
ボブはあまりにも感情的になったので、フレッド・マックスを除くその場にいた人たちを怖がらせたが、フレッド・マックスの声だけは穏やかで、安心感を与える響きのままだった。
フレッド・・・まあ落ち着いて。
ボブ・・・[フレッドの言うことなどまるで聞いていないかのように遮って] 彼は他の人たちのそばを通り過ぎて、ただ浮き上がって戻っていく!
どういうわけか、この生き物の奇妙な変身を目撃したことが、第三回目のセッションにおける他のどの出来事よりもボブの感情に影響を与えた出来事となった。
差し当たり、これ以上ボブを追い込まない方が賢明だ、ということがフレッドにははっきりわかった。
フレッドはやさしく安心させるような言葉をかけながらボブを現在に引き戻し、彼がそれらの物体を目撃した正確なルートと場所を覚えておくように、催眠後指示を与えた。
フレッド・・・まあ落ち着いてください。私のいうことを聞いてください。来週、私があなたをここへ戻したとき、あなたは簡単で楽にこの時点に戻ってくるでしょう。
最初にベティが、次にラリーが、その事件が起きたルートに沿ってボブを車で連れて行った。
彼がそれらの物体を目撃した場所に到着すると、ボブは激しい頭痛に襲われ、その後も1週間にわたって断続的にその頭痛は再発した。
ボブは休む時間が必要だと感じた。
ベティも4月14日に退行催眠を受ける気にならなかったため、次のセッションは1980年4月21日まで延期された。
ベティはまたしても不信感を抱いていた。
3月25日に行われた彼女の最初のセッションでは、極めて奇妙な体験がもたらされた。
しかし4月21日が近づくと好奇心がふたたび不安を上回り、彼女はセッションを続けることに同意した。
一方、ボブはこれ以上の催眠術を受けることをきっぱりと拒否した。
彼の頭痛は続いており、加えて家族の死があったことで彼の感情はさらに悪化した。
私たちはみんな同情すると同時に非常に失望した。
まだまだ聞くべき多くの質問が残されていた。
おそらくUFO現象の背後にいる存在たちは、私たちにこれ以上調査してほしくなかったのだろう。
その頭痛は宇宙人たちがボブの心に残していった強力な催眠後暗示によって引き起こされた可能性がある。