Ameba Ownd

アプリで簡単、無料ホームページ作成

「宇田川源流」【現代陰謀説】 アメリカNASAの計画する月面基地は良いのか?

2026.06.11 22:00

「宇田川源流」【現代陰謀説】 アメリカNASAの計画する月面基地は良いのか?


 毎週金曜日は「現代陰謀説」をお届けしている。普段は世の中にある現代の陰謀を紹介してその内容を見ているのであるが、今回は少し違う。今回の内容は「陰謀」ではなく、UFOである。もちろん「UFO」つまり「未確認飛行物体」であるから言って、それが宇宙人とは限らなない。はっきり言って「新型のドローン」や「スパイ衛星」なども含めて未確認飛行物体である。その内容をしっかりと見てゆかなければならないであろう。

 さて、私が「エンカウンターズ」に出るにあたって、その内容に関して様々な内容を様々な話をしている。そのさまざまな話の中に、当然に未確認飛行物体の話が有った。未確認飛行物体には、すべて宇宙人が関係しているのかという問いに対して、映画関係で打ち合わせていたメンバーは、「実は未確認飛行物体(UFO)の定義にはいくつかある。我々が行っているUFOは、当然に宇宙人が関係しているものということになる。しかし、世の中では『未確認』ということでか、確認されていない内容が飛ぶということになる。この中には、『幻覚』『誤認』ということも入るし、様々定義が出てくるということになるのではないか。そのように『宇宙人』という定義と『地球上の今までっ確認されていない兵器を含む』ということと二つの定義があるんだ。」というような会話をした覚えがある。最終的に「人魂や、日本の幽霊、妖怪一反木綿」なども「未確認飛行物体」であるが、「鬼、怪談牡丹灯籠の下駄の音、妖怪ぬりかべ」は「未確認飛行物体には入らない」というような定義になったのである。まあ、「未確認飛行物体」を「なんだかわからないけれども空を飛んでいる物体(またはそのように見えるもの)」というようにした場合は、こののような定義になるらしい。そこで「天使は未確認飛行物体なのか」という問いかけに対しては、相手はかなり困っていた。「天使は空を飛ぶが、しかし、天使は天使であるから、未確認ではない」ということである。しかし「異教徒からすれば、未確認飛行物体なのかもしえない。」というように言い直した。つまりこの手の幽霊や妖怪に関する未確認飛行物体の定義には、宗教などの観点から異教徒または他の文化に生きている人などによって、定義や範囲が変わってくるもののようである。

さて、今回はそのUFOの話ではなく、地球人が宇宙に出てゆくという話である。

<参考記事>

米NASA「月面基地」計画の詳細を発表 2032年以降の恒久滞在目指す

2026年5月27日 9時51分 FNNプライムオンライン

https://news.livedoor.com/article/detail/31380282/

<以上参考記事>

 このニュースは、単なる「月に再び人を送る計画」ではなく、人類が初めて地球以外の天体に恒久的な拠点を建設する構想として注目されています。アメリカの NASA が2026年春に公表した「Moon Base(ムーンベース)」計画は、月面南極地域に長期居住施設を整備し、2032年以降には継続的な有人滞在を実現することを目標としています。

 この計画で最も重要な点は、従来のアポロ計画のような「訪問型探査」から、「定住型探査」へと発想が変わったことです。1969年のアポロ計画以来、人類は月に降り立っても数日間滞在して帰還するだけでした。しかしNASAは今回、「月に行くこと」ではなく「月に住むこと」を目的としていると説明しています。

 建設予定地は月の南極です。月面南極は、アポロ計画時代には探査されなかった地域ですが、近年の観測で大量の水氷が存在する可能性が高いことが判明しました。水は飲料水だけでなく、酸素やロケット燃料の原料にもなります。また、南極付近には太陽光を長時間受けられる高地が存在するため、太陽光発電にも適しています。

 NASAは三段階で計画を進める方針です。

 第一段階は現在から2029年頃までで、無人探査機やローバー、ドローンを大量に送り込みます。月面の地形調査、通信設備の構築、電力供給システムの試験、放射線対策技術の検証などが行われます。NASAによれば、この期間だけで20回以上の着陸ミッションが計画されており、数トン規模の機材が月へ運ばれる予定です。

 第二段階は2029年から2032年頃で、本格的な居住インフラの建設に入ります。この時期には居住モジュール、発電設備、通信網、物資保管施設などが整備されます。また、日本の JAXA が開発を進めている与圧ローバーも投入される見込みです。宇宙飛行士は車内で生活しながら数週間単位で広範囲を探査できるようになります。

 第三段階が2032年以降です。この段階になると宇宙飛行士の交代勤務が定期化され、月面での継続的な有人活動が実現するとされています。NASAは「持続的人類存在(Sustained Human Presence)」という表現を用いており、実質的には人類初の月面基地となります。

 興味深いのは、この基地が単なる科学研究所ではないことです。NASAは月面経済の創出も目標に掲げています。民間企業が資源採掘や輸送事業に参加し、将来的には月面で水や燃料を生産する産業が形成されることも想定されています。

 さらに、この計画の本当の狙いは火星です。NASAは月を「火星への前進基地」と位置付けています。月で長期滞在技術や放射線対策、現地資源利用技術を確立できれば、より遠い火星への有人飛行が現実味を帯びてきます。月面基地はそのための実験場でもあるのです。

 また、この計画には地政学的な側面もあります。現在、中国は中国の宇宙基地とロシアが共同で月面研究基地構想を進めており、2030年代前半の月面拠点建設を目指しています。NASAの計画は、こうした宇宙開発競争の中でアメリカ主導のルール形成を維持する意味も持っています。月面南極の水資源や将来の宇宙輸送ルートをめぐり、21世紀の宇宙はかつての海洋進出や極地探検に似た戦略的重要性を持ち始めています。

 人類史という観点から見ると、この計画は1492年の大航海時代や南極基地建設に匹敵する転換点かもしれません。もし2032年以降に月面での恒久滞在が実現すれば、人類は誕生以来初めて「地球だけに住む種族」ではなくなります。NASAの月面基地構想は、単なる宇宙開発計画ではなく、人類文明そのものの活動領域を地球外へ拡張する第一歩として位置付けられているのです。

 陰謀論の世界では、「各国政府や超富裕層は地球規模の破局をすでに予測しており、その避難先として月面基地や火星基地を建設している」という説が語られます。彼らの主張によれば、小惑星衝突、超巨大太陽フレア、核戦争、AI暴走、気候変動、パンデミック、地磁気逆転などの危機が近い将来に発生するとされ、その情報を一般市民には伏せたまま、一部の政治家や富豪、科学者だけが脱出する準備を進めているというものです。

 特に冷戦時代以降、アメリカや旧ソ連が地下シェルターや政府避難施設を建設してきた事実が知られるようになると、「地下ではなく宇宙へ逃げる計画があるのではないか」という発想が生まれました。アメリカの極秘施設として有名なエリア51 や、山岳地下施設であるシャイアン・マウンテン・コンプレックス(北米航空宇宙防衛司令部(NORAD)と米国北方軍(USNORTHCOM)を支える中枢拠点)なども、こうした憶測の題材になりました。

 また近年では、イーロン・マスクが火星移住構想を積極的に語っていることから、「富裕層の脱出計画の証拠だ」と主張する人々もいます。実際にはマスク自身は、人類文明を一つの惑星だけに依存させる危険性を減らすための長期的な種の保存戦略として説明していますが、陰謀論では「本当の理由を隠している」と解釈されることがあります。

 さらに一部の陰謀論では、月面や火星にはすでに秘密基地が存在しているという説まで発展しています。アポロ計画の時代から、「宇宙飛行士は地球外文明の施設を目撃した」「NASAは月面遺跡の存在を隠している」「月の裏側には秘密基地がある」といった話が繰り返し語られてきました。しかし、これらについて信頼できる証拠は確認されていません。

 興味深いのは、この種の陰謀論が現代人の不安を反映している点です。古代には大洪水伝説や終末思想がありましたが、現代では宇宙開発が進んだことで、「選ばれた人だけが宇宙へ逃げる」という物語に置き換わったとも考えられます。特に経済格差の拡大や政治不信が強まると、「権力者は自分たちだけ助かろうとしているのではないか」という疑念が生まれやすくなります。

 現実的に見ると、現在の技術では月面基地や火星基地は極めて少人数しか受け入れられません。NASAや民間企業が構想する月面基地も、当面は数人から十数人規模の研究拠点です。食料、空気、水、放射線防護、医療体制などを考えると、仮に地球規模の破局が起きたとしても、人類文明を宇宙へ丸ごと移転する能力はまだありません。

 そのため、陰謀論としては「VIP脱出計画」という物語が存在する一方で、現実の宇宙開発はむしろ科学研究や資源利用技術の確立、そして将来の人類活動圏拡大を目的として進められていると考えるのが妥当でしょう。ただし、なぜこうした説が繰り返し現れるのかを考えると、人々が「もし地球規模の危機が来たら誰が助かるのか」という根源的な不安を抱いていることが、その背景にあると言えるかもしれません。