3月9日 薩摩川内市→霧島市国分[オートバックスでポータブル・インバータを買うの巻](45km)
昨日、鹿児島市内から北西方向に国道を走り、薩摩川内市の入来地区へと入った。
ここは市比野温泉や武家屋敷があり、山あいに水田が広がるのどかな農村である。
道の駅「樋脇」に一晩宿泊して、本来ならば、今頃は海岸方向へと向かい、フェリーに乗って甑島へと渡ったはず。
ところが、昨晩、いきなりアクシデントに見舞われ、止む無く後退することに。
YがインバータをオンにしPC作業をしていると、途中からインバータのモニター表示が消えてしまった。
スイッチのランプは赤く点灯しているので、ヒューズが飛んだか、下手すると故障しまったか。
座席のシート下に格納された本体を見てみるが、スペースが狭いこともあり、外からではヒューズが何処にあるのかも分からない。
しばし考え込んだところで、シガープラグに繋いで電力供給を行うインバータを購入しようと思い立つ。
車に搭載されているインバータは、定格出力2200Wという大出力のもの。
サブバッテリーに直接接続され、家庭用家電のエアコンや電子レンジが使用できる。
ところが、旅行を始めて9ヶ月が過ぎ、エアコンは全く使わないし、節電のため最近では電子レンジも使用を控えている。
今の状態ならこの出力は不要だし、かえってインバータの消費電力が大きく、電気が勿体ない。
早速、ネットで最寄りの自動車用品店を検索すると、車で1時間ほど内陸部へと戻った霧島市国分に「オートバックス鹿児島国分店」がある。
相談の結果、すぐに国分へと向かい、ポータブルインバータを購入しようという事になったという次第である。
あらかじめ店を電話を入れ、数種類の類似商品あるということがわかり、安心して店へと直行する。
ポータブルなインバーターでは、セルスターの製品がいいと思ったが、定格出力が280Wと、120Wの2種類がある。
用途の欄にノートPCが記載されているのは前者なので、280Wのものを購入。
これで、車載インバータを修理しない限り、エアコンや電子レンジは使えないものの、ノートPCとポータブルトイレは問題なく使用できる。
インバータ駆動による消費電力は、今までより格段に小さくなるはずだ。
「災い転じて福となす」である。
これで一件落着。
明日は、いよいよ甑島方面へと向かう予定。
今日は、洗濯をしたり、準備をしたりで のんびり過ごし、近くの「トライアル隼人店」に宿泊する。
それにしても、鹿児島は24時間営業の巨大スーパーが多い。