英国好きの始まりを考える5
2階のエレガントな雰囲気とは違い
1階のショップは半分が茶葉販売専門とティールームになっていて結構カジュアル。
数年後に販売部門でも働くことにもなるのだけど
Brooke Bond House 期はティールームでの勤務でした。
25年前ともなると今流行りのキラキラ感のティールームではなくて
だからと言ってクラシカル、エレガントでもなくて。 結構街の喫茶店感のあるお店だった。
お店が!コンセプトが主役! ではなくて ちゃんと 紅茶が主役!のお店だった。と思う。
お茶を淹れていたティールームのトップの男性が なかなか愉快なおじさんだったから( Tさん。)余計にそう見えていたのかな?
今のキラキラしたインスタ時代だと、Tさんはどんな風に映っていただろう。とたまに考える。
とはいえ、紅茶の種類が沢山あって、味はもちろんしっかりしているし、仕入れていたケーキや食事用の食材などもおいしかったし、周辺の働く方々はランチに、ミーティングに多く来店していただいていた。 休日も多くの方々が来店された。
今思えば、Tさんの醸し出してた 微妙な緩さと でもちゃんと美味しい食べ物、そしてお店全体の雰囲気は 内装がどうこうではなく 結構 銀座1丁目にありながら 英国の田舎的な空気感だったような気がする。
私は基本サービス担当なのだけれど
Tさんがお休みの日や、休憩中に紅茶を淹れさせてもらうようになった。
数十種類のお茶を淹れるからこそ知る 茶葉の状態から茶殻の状態 香りや水色 の違いを沢山知った。
通常の紅茶はティーストレーナーをお持ちして こちらはをお湯を注いだ状態でご提供し
お客様自身で砂時計が落ちたらティーカップに注いでもらうスタイル。
でもクオリティーシーズンティーと言われる 良い時期に収穫した希少価値のある茶葉になってくると こちらでしっかりと 最上の状態の1杯をお出しするために しっかりレディメイドで淹れる。
この1杯(ポット)を提供するのは毎回ドキドキした。
自分の淹れ方で味が決まってしまうのだから。
数年後に改めて知るのだけど お湯を淹れて提供するだけよりも その人らしさがかなり出てくる。
だからこそ レディメイドで淹れるのが 私は好きだし 楽しい。