2026年5月院生講習会in青森②
2026.06.09 07:01
今回は海藻についてのお話です。
1枚目の写真はマコンブ(学名:Saccharina japonica)です。太平洋側の浅瀬や波打ち際で密集して生育している様子が確認できました。打ち上がったものの中には5 m程度にまで生長した個体もあり、大変存在感がありました。普段食べている海藻がどのように生育しているのか、ぜひ確かめてみてください!
2枚目はヌメハノリ(学名:Cumathamnion serrulatum)です。
とても美しく繊細な見た目をした紅藻で、個人的に気に入ったので紹介します。本州北部や北海道に生育し、ぬるぬるした手触りと膜質の藻体、中肋から出る小枝が特徴です。海藻の形態は実に多様で面白いものです。
ところでこの写真は下から光を当てながら撮影しており、形態や色が綺麗に撮れています。おしば標本も良いですが、生の藻体の様子がわかる写真も乙なものです。皆さんも海藻の写真を撮るときは参考にしてみてください。
今回の青森県の旅で合計104種もの海藻に出会うことができました。ウェーダーの浸水やもう二度と運転したくない山道など、さまざまな困難もありましたが、大変実りのある4日間でした。