演奏曲のご紹介
英国式ブラスバンドによる東日本大震災復興支援チャリティコンサート
Brass for Japan 2026 ~横浜から元気を~
今年の演奏曲をご紹介いたします。
1.インディジョーンズ魔宮の伝説(J.Williams / Ray Farr)
考古学者インディ・ジョーンズ・シリーズの第二作として、1984年に公開された「インディージョーンズ魔宮の伝説」。
時は1930年代。考古学者インディと歌手ウィリー、少年ショート・ラウンドの3人が、邪教に支配されたインドの村を救うため、魔宮で邪教と激しい戦いを繰り広げます。トロッコチェイスや吊り橋での対決など、映画史に残るアクションが満載。スピルバーグらしいテンポの良さと冒険心が詰まった、エンターテインメントの王道を体現する一本です。
映画を彩るのは、巨匠ジョン・ウィリアムズの音楽。あのおなじみのテーマを聴くだけで、冒険心がかきたてられる人も、きっと多いことでしょう。
2.Nottingham (Traditional / Goff Richards)
フランシス・R・ハヴァガルの詩に基づいた19世紀の賛美歌「Take My Life, and Let It Be」をもとにした、美しい作品です。その詩は、自分の“いのち・時間・手・足・声・心”など、人生のすべてを神にゆだね、神の目的のために用いてくださいと願う内容で構成されています。
静かに流れる旋律と、美しいハーモニーが印象に残ります。
英国式ブラスバンドならではの響きをお楽しみください。
3.メルト(ryo(supercell) / 孝橋人誌)
『メルト』は2007年にryoが初音ミクのために制作した、ボーカロイド文化を象徴する名曲。恋に落ちた少女の高鳴る気持ちを、まっすぐで甘酸っぱい言葉と疾走感あるメロディで描き、当時のネット音楽シーンに大きな衝撃を与えました。初音ミクを単なるキャラクターから”歌い手”として認知させたともいわれる、ボカロ文化を語る上では欠かせない作品です。また、今年公開されたアニメ映画「超!かぐや姫」でも用いられ、話題となりました。
編曲は、2024年のBrass for Japan 2024にて、ソプラノ・コルネットをフィーチャーした曲『睡蓮木』を作曲いただきました、孝橋人誌さんです。
4.ぼよよん行進曲(中西圭三 / 小島里美)
『ぼよよん行進曲』は、NHK『おかあさんといっしょ』で2006年に発表された、子どもと大人の心を同時に励ます応援ソングです。作詞は中西圭三・田角有里、作曲は中西圭三。つまずいても“ぼよよん”と跳ね返す前向きさを、やさしく力強いメロディに乗せて歌い上げます。
東日本大震災の際には、沈んだ心を前に向かせ、多くの人を元気にしました。また、コロナ禍の際には、歴代のうたのお兄さん・お姉さんが大集結して、リモート大合唱した動画が大きな話題となりました。子供から大人まで、世代を越えて歌い継がれる名曲として愛されています。
5.エルザの大聖堂への行列 (R.Wargner / W.Himes)
ワーグナーの歌劇『ローエングリン』第2幕に登場する場面で流れる、厳粛で荘厳な音楽。エルザが騎士ローエングリンとの婚礼のため、大聖堂へ向かう姿を描き、静かな祈りのような旋律から始まり、クライマックスに向けて壮麗に高まる構成が特徴的です。
吹奏楽でもよく演奏されるこの曲。英国式ブラスバンドの大編成で、大迫力の演奏をお届けしたいと思います。