コーヒー中毒。
ロンドンに来て三週間近く経つ、今回パイプは持って来ていない、吸える場所も余りないし一ヶ月禁煙しようと思い。パイプは肺に入れないせいか吸わなくても、禁断症状が無い、どうしても吸いたくなるというのが無い。今回改めて感じたのは、自分はコーヒー中毒だなと。コーヒー飲まない時間が続くと身体がコーヒーを欲するのだ、日本にいれば他にも緑茶とか番茶とかあるからそれで紛らわしているのかもしれないが、こちらでは飲み物のチョイスが変わるからか、それともよく身体を動かしているせいなのか、兎に角コーヒーが美味い。昨日も時々行くRedemption Roastersで続けて濃いコーヒーを二杯飲み、とても美味しく感じた。ここのHolbornにある店舗は地下の座席が混むこともなくゆったり出来落ち着くのでわざわざ地下鉄乗り換えて行ったりしてる。後、店長の男の人が感じ良い人だから。勿論、コーヒーもベイカリーも美味い。名前にある通り、元受刑者を積極的に採用してその更生に力を入れてる店だ。紙コップのデザインが中々洒落ている、鍵と階段。こういうのをカッコいいデザインにしてしまうのがロンドンの魅力だと思う。日本の都会のカフェで、元受刑者が働いているというコンセプトで店をやっていて、出てきたコップがこんなデザインだったら、随分見えかたというか印象が違うと思う、もっと何というか、重たい感じになるだろうし、ここまでカッコよくはいかない。これは矢張り、このロンドンの街の歴史の積み重ねがあるからだろう。
一昨日、この店を出て裏通りを歩いていたら、車椅子の七十くらいの男性とすれ違った、高級クラブの会合にでも行くような正装で直ぐ前には背の高い若い執事が同じような格好で歩いていた、男性は白髭を生やし近寄り難い威厳ある顔つきで、膝から下の足がなかった。この男の佇まいに物凄い印象を僕は受け、流石ロンドンだな、この街は矢張り凄い、と思った。