【物申す】ATSUSHIが歌詞に使う言葉トップ10
『孤高の天才"ボーカリスト"』
まず先に伝えておきたいのが、
私はATSUSHIのことが大好きであるということです。
この人の歌声に震え、一瞬でファンになりました。
それまで音楽に興味がなかった私を音楽の世界に引き込み、
今ではあらゆるジャンルの音楽を日々探求しています。
それだけの魅力がATSUSHIにはあります。
ただそうしてATSUSHIを深く知ることで、
出てきた違和感があります。
『歌詞がほとんど同じに聴こえる』
「LOVE DREAM & HAPPINESS」を伝えるグループとして、
これらをテーマに活動しているので、
必然的にこういったワードは多く出てきますよね。
そしてTOWER OF WISHやSTAR OF WISHを
ツアータイトルにしていたことから、「願い」などのワードも出てきます。
ただEXILEに限らず、j-popってほとんどが恋愛ソングや応援ソングですし、
こういったテーマっていつの時代も普遍的ですよね。
それでは、なにに対して違和感を感じるのか、
もっと言ってしまうと不満を感じるのか。
それは『使う単語が直接的かつ歌詞の全体像が抽象的』なんです。
"ボーカリスト"としてATSUSHIは天才です。
しかし"作詞家"ATSUSHIには飽きて来てしまっています。
では、具体的にどんな言葉を使っているのか
ランキングにしましたので見てみましょう。
『使っている言葉トップ10』
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1位『愛』65曲
2位『想い・思い』51曲
3位『信じる』49曲
4位『幸せ』40曲
4位『愛』40曲
6位『優しさ』37曲
7位『未来』36曲
8位『強さ』25曲
8位『笑顔』25曲
10位『願い』24曲
※ATSUSHI作詞(提供含)約120曲中 参照wikipedia
※結構ざっくり調べたので多少誤差はあります
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『正直言うと聞き飽きた』
どうでしょうかみなさん。
EXILEファンならよく聴く言葉たちですよね。
どれも素敵な言葉です。
ただですね、多用し過ぎなんです。
この問題点としてはやはり「抽象的な歌詞」に
問題があると思います。
具体的な場面を想像できる歌詞の表現が少なく、
割と直接的・概念的な言葉で埋め尽くされているため、
どうしてもLDHのグループのテーマ的に同じ言葉を多用してしまうんですね。
個人的にここ数年で歌詞が素敵だと思うアーティストを挙げると、
超有名どころだと、あいみょん、ONEOKE ROCK、星野源、清水翔太などです。
聴いてみると歌ごとのテーマがはっきりしていて、
かつ具体性のあるシーンや状況を設定しているため、
それだけ使用する語彙にバリエーションが生まれますよね。
歌詞だけが要因ではありませんが、一因として歌詞の具体性の高さが
ここ最近支持されるアーティストの特徴だと思います。
『EXILEの「歌詞」にワクワクしたい』
ではどうすればいいのか。
ATSUSHIが作詞をするならば、やはり語彙力を増やしたいです。
短編小説を書くようなスタンスで物語性がほしいですね。
最新曲『Love of History』を初めて聴いたとき、
「あれ?この曲もう一万回聴いてたっけ?」と思いました。
新曲が新曲に聴こえないんです。
普遍性に溢れすぎた歌詞、
4つ打ちの「王道キャッチー」の一言で片付けられる曲、
これらはもうファンは望んでないのではないでしょうか?
いや、既存のファンは喜ぶかもしれませんが、
新規のファンを獲得するのは難しいでしょう。
『まとめ』
最初に述べたとおり、私はATSUSHIが大好きです。
人間として尊敬もしています。
ただ作詞について思うところがあったため、
好き勝手言わせてもらいました。
EXILEはLDHの中核であり、
ATSUSHIは実質音楽的な部分でトップなんだと思います。
A&Rや周りのスタッフも意見出来ない環境だったりしませんかね。
抽象的な歌詞もあっていいですが、
もっと頭の中でイメージが広がるようなワクワクする歌詞も
あって欲しいなと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。