Ameba Ownd

アプリで簡単、無料ホームページ作成

池田骨🌙助の墓場

だっ、誰がワンカッパじゃい!自販機パート2

2019.03.19 15:00

ふぅ。一通り、一仕事が終わった。


おれの、一日はこれから始まる。

優雅な夕飯を、ジャンクフードで済ませ、

おっさんのビールっ腹に程よいビールを与え。

やって来たのは、


梅田の酒屋店の自動販売機。

ここにある、歯磨きコップくらいの大きさだろうか。


『ワンカップ 大関上撰』


今まで、この酒は、

競馬場で負けて、罵声ならぬ馬声を、OZEKI飲みながら叫んでいるおっさんのイメージがあった。


おれは、馬ではなく、縁石にまたがり、蓋を開けた。


だが、大関、おれは完全舐めてたね。


んくっ、こくりっ。ほー。


邪魔をしない風味。ストレートな飲み口。

甘すぎず辛すぎず。

四股で鍛えた足腰。よいバランスだ。

さすが大関といった貫禄の味わいだ。

『ちゃんこ』とも合うだろう。

こいつを200円程で呑めるのはでかい。


渋谷系、原宿系、清楚系、ギャル系、そしておれは競馬場のおっさん系だ。

おれがとんこつラーメン系だった頃は、

まさかおれが、こうなるとは夢にも思わなかったが。


街のみんなが締めのラーメンを、ワーキャーワーキャー楽しそうにズルズルしてるのを横目に、

おれは淡々とOZEKIと会話をする。


骨「よー。お前は自販機から何を見てるんだい?」


酒(おれかい?おれはお前みたいな、くすんだやつが、おれを買うのが分かるんだ。

だから、目の前に来たときに。凛としてお前を見てるんだ。こちらも呑まれる覚悟が必要なんでね。まぁ、凛としようがしまいが、お前はおれを選ぶがね。)


そんな軽口を叩いてくるような気がしてならない大関。


みんなも、凛としてるあいつを見かけたら手にとってあげたらどうだい。

きっと、あいつも寂しがってるからさ。


あんたもとんこつラーメン系に、なりたいなら。

飯テロにつき、深夜は危険なのさ。

ほっこりまちがいなし。

👇