「暗記できない」と言う前にやって欲しいこと
「どうしても暗記が苦手なんです」
そう言う子を見ていると、共通点があります。
説明を見ながら問題を解いている。
間違えた問題は、赤で答えを書いてそのまま終わっている。
明日がテストなのに、今日まで一回も触れていない。
これ、暗記が苦手なわけじゃないんです。そもそも「思い出す」機会が、ほとんどないだけです。
説明を見ながら解く。それは、覚える作業ではありません。ただの作業の確認です。目で追って、なんとなく分かった気になる。でも、本当に頭に入っているかは、見ながらでは分かりません。
間違えた問題に赤で答えを書いて終わる。これも同じです。正解を書いた瞬間、満足してしまう。でも、書いた直後の自分は、もう「答えを見た直後」の状態。次に同じ問題に出会ったとき、本当に思い出せるかどうかは、まだ確認していません。
そして、テスト前日まで触れない。これが一番もったいない。人の記憶は、時間が経つと薄れていきます。一度覚えても、繰り返さなければ、また忘れる。前日に詰め込んでも、定着する時間がないまま本番を迎えることになります。
暗記したいなら、やることは3つだけです。
思い出そう。 説明や答えを見ずに、自分の頭の中から引き出す。これが一番の記憶トレーニングです。見て分かることと、思い出せることは、まったく別物。
繰り返そう。一度で覚えられる人は、ほとんどいません。何度も思い出す。何度も間違える。何度も直す。その繰り返しの中で、初めて記憶が定着します。
早めにやろう。前日に詰め込むのではなく、何日も前から少しずつ触れる。一度覚えて、忘れて、また思い出す。このサイクルこそが、長く覚えていられる記憶のつくり方です。
今やっている暗記の仕方、一度振り返ってみてください。
見ながら解いていませんか。赤で書いて終わっていませんか。前日まで触れていませんか。
思い出す。繰り返す。早めにやる。この3つを意識するだけで、暗記の質はぐっと変わりますよ。
本日もHOMEにお越しいただき誠にありがとうございます。
暗記は勉強のスタートみたいなところあるからね。