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劇場公開に伴い、キャスト・スタッフのコメント到着!

2026.06.18 04:01

8月8日からの新宿K's cinemaでの上映に向けた、キャスト・音楽・しどろもどリからのコメントが到着しております!



瀬戸璃子……矢吹ことり役

監督脚本のしどろもどリのお2人をはじめ最高のチームで撮影できた大好きで大切な映画、「床一面こんな感じ」の劇場公開を心から嬉しく思います。

当たり前の暮らし、生活のありがたさや難しさ、輝く瞬間が詰まったこの映画がたくさんの人に届けられたら嬉しいなと思います。

この撮影が終わってから目の前にあることって奇跡みたいなことなんだなと思うことが増えました。大好きな仲間のいる人生ってうれしいな。

園凜とこの作品できちんと出会えたことも、本当にうれしい!心から尊敬しているし大好き。

監督のさつきちゃんから「どんな瀬戸璃子ももちろん最高なんだけど瀬戸璃子の良さを知ってもらえる映画と自信を持って言える!」と言ってもらえた事がうれしくてうれしくて、ずっと噛み締めて頑張るぞ!と思っています。しどろもどリのお2人の生活と暮らしと人との過ごし方の素晴らしさがきっと伝わるはず、、!

みなさま是非お楽しみください!


園凜……三森すずか役

わたしは「部屋と心は直結している」という考えの持ち主でして、部屋はきちんとしておく、そうすれば心もなんとかうまいこといく、と信じてやってきたのですが、この作品の撮影期間、わたしと親友の部屋はあの部屋で、床一面あんな感じで、汚え~~~と思いながらどうでもいいおしゃべりをし続け(カメラが回ってない間も瀬戸璃子とずっとしてた)、まじめに言い合いをし、それが圧倒的に楽しかったです。奇跡的にきれいに保たれた部屋にあの2人が住めていた場合、言い合いは減るのかも、それはそれでいいけど、どうでもいいことをまじめに言い合えたのはたぶんあの部屋のおかげで、その時間はわたしにとって最高の時間となりました。


松㟢翔平……栗田宏樹役

ことりとすずかの汚部屋を見たら、高校時代の放課後読んだ雑誌のページを思い出した。

それは『TOKYO GRAFFITI』の特集で、東京暮らしの若者の部屋を撮った写真のページだった。

それまで、地元から出たことがなかった俺にとっての東京生活のイメージは、土曜の『王様のブランチ』で流れる、中目黒や千駄ヶ谷のデザイナーズマンションだった。

『TOKYO GRAFFITI』に写っていた部屋は狭くて暗くて、コンクリートも打ちっぱなしじゃなくて。床一面にエレキとか古本、拾ってきたトルソーや大きすぎるソファ、見たことのない変な服が溢れていた。実家の混沌とは違った種類のものだった。

「東京は本当はこうなのか!?」という衝撃を受けたが、部屋の真ん中に立った家主たちの顔はなんだか満足そうに見えて、頭から離れなかった。

『床一面こんな感じ』。部屋を背にした二人がベランダに立っているシーンが好きだ。

床に散らばるのはガラクタではなくて、それぞれの大事な部品の集積なのかもしれなかった。


新帆ゆき……橋本菜乃役

部屋の感じとか、食べてるものとか、天気とか。生きるって本当に気も留めない小さいことの積み重ねだなと思います。

私は大切にしたい記憶やモノがどんどん増えてしまう人間で、捨てるのも下手で、自分の部屋にもそんなものをぎゅうぎゅうに詰め込みがちです。時々、この映画のように部屋中に散らばって溢れ返ってしまうこともあります。

そういう時はだいたい頭や心もいっぱいになっている時で、私って部屋も片付けられなくてなんて駄目な人間だあ…と落ち込んでしまうこともあるけれど、床一面に散らばっているそれらはやっぱり私の大切なものであって、ふとした隙に何かと目が合ってはキラキラした気持ちを取り戻したりもします。

だめだったなと落ち込む日があっても、私たちは人と関われているし、それぞれの大切なものを探せているし、何かを渡しているなと思います。どれだけ過ごす時間が長くても、人と人って同じじゃないし、違うことには面白さがあるし、隣の誰かと愉快に人生をやっていたいなと、希望が湧き出てくる映画です。

そういう日だってあるしねと、観てくれる皆さんを含めた私たちの毎日のことをあたたかく笑っていられる時間が生まれたらいいなと思います。どうか皆さんがこの映画と目が合ってくれますように、願っています。


工藤遥……小林ヒロコ役

同い年のしどろもどリのお二人が、やりたい事を形にすべく邁進する姿は本当に強い刺激を受けました。とても心強く、身も心も預けて芝居ができるという贅沢な機会をくれたと思っています。

そして、主演の瀬戸さん、園さんはご自身の煌めきを余す事なく発揮し、そこに"居て"くれました。何かと自由に演らせてもらいましたが、笑顔で受け止めてくれた2人には大感謝です。

良い時間ってこういうことを言うんだなと。画面越しに皆様にお届けできれば幸いです。


かなふぁん……主題歌・音楽 kiss the gambler

学生の頃、合宿や修学旅行、短期留学などで共同生活をすることがよくありましたが、私はいつも自分の持ち物を部屋のあちこちに散らかしてしまって、就寝時間も人と合わせられないタイプだったので、将来誰かと生活するなんて絶対無理と思っていました。

本映画に登場することりとすずかは部屋の散らかりについては同じくらいの意識でいたと思うけど、お互いに小さなストレスをひそかに抱えながらもちょっと気だるい雰囲気でなんとかやっています。人のルームシェア事情を観られる機会なんてないので、この映画で観られてとても面白かったです!

実は今、友達がとある事情で私の部屋に避難していて一緒に暮らしているのですが、一人暮らしの経験を積んだからか、昔より共同生活が不得意ではなくなっていることに気がつきました。彼女とルームシェアしたらどうなるのかな?と想像しながら、もう一度この作品を映画館で彼女と一緒に観てみたいです!


はまださつき……監督 しどろもどリ



人の切実さを尊重する・自分の価値観を当たり前のように人に押し付けない ことが、生活を円満に、ひいては世の中を円満に過ごすコツだと信じて生きてきました。でもその中で、じゃあ自分の切実さはどうやったら尊重できるのだろうか、ということに悩み続けているように思います。人の切実さを、自分のものよりも尊重する姿勢は、人にやさしいようで実は人と全然関わる気がない姿勢にもなりうるし、何か大切なことを手に入れられないままなのではないかだろうか。それに、きっと今、自分の感覚を押し通して声をあげないととんでもないことになってしまうかもしれない世の中にもどんどんなっていっているんだろうなという焦りも最近すごく感じています。とはいえ、ここまで大切に抱えてきた、人のこと尊重したいという強い気持ちも、絶対になくしたくない。そんな、バランスを取り続けることがすごくすごく難しいことを、ことりとすずかは、迷いながら、どうにかどうにかこの関係を壊さずにいけないかと、努力して生活をしています。部屋は汚いけど、そんなとてもかっこいい二人の様子をぜひ観に来てもらえたらうれしいです!


福岡佐和子(ふくおかさわこ)……脚本 しどろもどリ

この映画は最強のベストフレンドな二人を見つめたい!という気持ちを胸に書きました。

すごくどうだっていいような、でも相手の実感のこもった話を聞くと、その話をなんとなくされていて、なんとなく聞いているという親密さ、かけがえのなさに胸がつまることがある。

他人と暮らしていると、自分一人ではしない選択を相手に添わせてすることや、逆に添わせないということを意識させられることがあって、それってどうしても鬱陶しくて面倒くさかったりする。ことりとすずかは、その中でも、それぞれの尺度でそれぞれの愛みたいなものの形を持ってお互いのことや、二人の中にある関係性のことや自分のことを大事にしていて、それってなにか一般化されたことを当てはめるんじゃなく、まず相手と自分がいて、そのことについて考えることから始まるんじゃないかと思う。

映画『床一面こんな感じ』の単独劇場公開、とても嬉しく思っております!

ぜひとも、瀬戸璃子と園凜の自由でキュートなパワーの乗っかったこの最強な二人を見に来ていただけたら嬉しいです!