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平成ホークス30年私的観戦ベストゲームス第8位 工藤公康準ノーノー

2019.03.22 15:00

平成ホークス30年私的観戦ベストゲームス 

第8位 

1999年9月11日 

福岡ダイエーホークスvs近鉄バファローズ


この年は、夏に仕事を退職。

8月から2か月かけて日本を一周しよう!!!

なぁんてことを考えていたら、我がホークスが

九州移籍11年目で初優勝のチャンス。

日本一周を変更して、ホークスの追っかけに。

マジックが点灯したものの足踏みし、そして背後にはピッタリ西武。

負ければマジック消滅。

そして西武に首位を明け渡す目前の大ピンチな大阪ドームでの近鉄戦。


この日、単純にチケットの買い間違えで近鉄側の1塁内野席に座ってしまったわけだが、

そこで工藤の快投を見た。


一塁側で左投手。

表情まで見えるその席で、、、

正直打たれる気がしなかった。


「こりゃ今日は行けるぞ」

とは思って見ていたが、そのうち球場内がざわざわしてきた。

ずっと続くゼロ更新。

近鉄のHのマークは以前ゼロ。


「ノーヒットノーラン見れるかも」

6回7回と終え、残り2回。

8回裏ツーアウトでバッターは鈴木貴久。


カウント1-3からの5球目。

鈴木の放った打球はレフトスタンドへ…。


後のドキュメント番組で、この時城島がマウンドへ行き

「歩かせよう」

と提言したのを工藤が断ったと語っていた。

自分の記録よりチームの勝利。


この試合を勝ったダイエーホークスは、

その後マジックを消滅することなく、

優勝まで走り続けた。