「社会で生きる力を子どもに はじめてのシティズンシップ教育 in 藤沢」開催レポート
6月20日、神奈川県藤沢市で開催された「社会で生きる力を子どもに はじめてのシティズンシップ教育 in 藤沢」で、講師を務めさせていただきました。
参加してくださった皆さん、企画・準備をしてくださった皆さん、本当にありがとうございました。
シティズンシップ教育や主権者教育という言葉は、少しむずかしく聞こえるかもしれません。
僕が大事にしたいのは、子どもたちが「自分の考えには意味がある」と感じられること、そして誰でもできるということです。
政治や社会の話になると、どうしても「正解を言わなきゃ」と思ってしまうことがあります。
大人も子どももそう。
だから、話しにくくなる。
でも本当は、正解をすぐに出すことよりも、「どう思う?」「なんでそう感じた?」と一緒に考える時間の方が、ずっと大事なんだと思います。
今回の講座では、シティズンシップ教育や主権者教育を、学校や専門家だけのものにしないこともお話ししました。
家庭でも、地域でも、部活でも、イベントでも、社会の話を始める入口はあります。
子どもたちは、大人が思っている以上に、いろいろなことを見て、感じて、考えています。
だからこそ、大人が全部を教えようとするのではなく、子どもや若者の声を聞きながら、一緒に迷い、一緒に考える。
その積み重ねが、「どうせ変わらない」という空気を少しずつ変えていくのだと思います。
アンケートでも、参加者の皆さんから高い評価をいただき、「視点が変わった」「自分の現場でも考えてみたい」といった声をいただきました。
とてもありがたかったです。
社会を変える、というと大きく聞こえます。
でも、まずは目の前の子どもの声を、ちゃんと聞くことから始まるのだと思います。
その声を「まだ早い」と片づけないこと。
一緒に考えること。
そして、その子が「自分も社会の一員なんだ」と思える時間をつくること。
これからも、そんな学びの場を、いろいろな地域でつくっていきたいと思います。
藤沢の皆さん、本当にありがとうございました。
アンケートの結果
今回のアンケートでは、講座の推奨度は平均4.733点/5点満点、最高評価の割合は73.3%となりました。
参加のきっかけは「シティズンシップ教育に興味」が最も多く、主権者教育や地域の教育活動への関心など、さまざまな立場の方にご参加いただきました。
自由記述では、「視点が変わった」「対話の時間がよかった」「もっとワークショップをしたい」といった声があり、講義を聞くだけでなく、参加者同士で考えを交わす時間が満足度につながったことがうかがえます。
また、今の子どもたちに必要な力としては、「自分の考えを持ち、言葉にして伝える力」や「異なる意見を聞き、相手と対話する力」が重視されていました。
今回の結果からも、シティズンシップ教育は知識を学ぶだけでなく、対話を通して社会を自分ごとにしていく学びであることを、改めて感じる機会となりました。
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