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桜楓会 Ohfukai Society

健康講座 吉川英治先生による「高齢者向け楽しいボクササイズセミナー」

2026.06.13 22:58

去る6月13日(土)の午後、生長の家バンクーバー会館の集会所は輝くような笑顔に包まれていました。
日本人では初の『全米殿堂入り』ボクサー吉川英治先生。
幾人もの世界チャンピオンをコーチし、「Compassionate Pugilist(思いやりの拳士)」として名高い吉川英治先生をお迎えしたボクササイズセミナー。参加者は13名(会員9名、会友4名)を数え、会場は始まる前から熱い期待感に満ちあふれていました。
幕を開けたセミナーで私たちを待っていたのは、吉川先生のユーモア溢れる、どこまでも優しいご指導でした。先生の軽妙なトークに、張り詰めていた空気は一瞬で和らぎ、会場のあちこちから笑顔がこぼれ落ちはじめます。ひとたび体を動かし始めると、その楽しさは私たちの想像を遥かに超えるものでした。
現代のボクシングは、決して単なる格闘技ではありません。それは、私たちが生涯を自分の足で、若々しく歩み続けるための「究極の健康法」だったのです。
軽くシャドウパンチを続けるだけで、みるみるうちにうっすらと汗が滲み心肺機能が鍛えられていきます。これを続ければ、普段の生活で階段や坂道に出会っても、もう息切れすることはありません。また、先生の合図に合わせて膝を曲げる防御姿勢は、実は知らず知らずのうちに理想的なスクワット運動へと繋がっており、私たちの足腰を劇的に進化させていきます。
さらに驚かされたのは、動体視力へのアプローチです。パートナーから繰り出されるパンチに対して、瞬時に目のピントを合わせるトレーニング。これによって鍛えられた動体視力と反射神経は、日常生活で歩いている時に人や車、障害物をサッと避ける力になり、果ては山歩きで上から落ちてくる石をパッと避けるといった、いざという時の護身の力にまで直結します。
吉川先生は、シニア世代にとって最も恐ろしいリスクについても情熱を込めて語ってくださいました。万が一、転倒して大腿骨を骨折し入院することになれば、筋肉は恐ろしい勢いで減少する「サルコペニア」を引き起こします。それは、寝たきりや認知症の発症という、人生を一変させてしまう危機へと繋がっているのです。
家の中でも外でも歩道を歩いてるだけでも、人、自転車、電動スクーター、電動車椅子の人、強引にクロスしてくる車、歩道に突き出た手入れされていない尖った木の枝、道路の穴、段差などあらゆる危険が潜んでいます。だからこそ、ボクササイズが必要なのです。転びそうになった瞬間にグッと踏みとどまり、バランスを真っ直ぐに戻す「反射神経」。迫る危険を察知する「動体視力」。そして体を支える「太ももの筋肉」。この三つを即座に連動させる力をつければ、転倒のリスクを大幅に減らすことができます。
ミットにパンチが綺麗に決まった瞬間の快感、そして「できた!」という喜びで、会員の皆様の楽しそうな笑い声や笑顔は最後まで止まることがありませんでした。あらゆるケガを予防し、笑顔溢れる楽しい健康生活を送るために、吉川先生のボクササイズは本当に心からお勧めです。
セミナー後の吉川先生からのコメントです。
「教えて頂いたのは、こちらの方です。皆さんのポジティブさ、優しさ、明るさに感謝です。ボクシング教室が本当に目指すのは、平和な社会です」との事です。
奇跡のような興奮と感動を与えてくださった吉川先生、そして共に汗を流した13名の勇敢な仲間の皆様、本当にありがとうございました。
写真はこちらから:https://photos.app.goo.gl/Txu3iDbJzdXqhZhG9
次のボクササイズは8月8日(土)午後1時30分より生長の家バンクーバー会館(305 East 16th ) に於いて行われます。
 (記:渡嘉敷治夫)a