今の「ブレンド感」を。。
2026.06.27 16:03
AIにはないもの。時間の流れの中で経験した「実感」。それは「正解」でも「不正解」でもないもの。
現在のSamurai Blue(サッカー日本代表)の素晴らしい試合ぶりを見ながら、ふと思い出すことがある。
1993年のドーハの悲劇だ。
W杯出場に、あと一歩で及ばなかったあの瞬間。対戦相手のイラクに2対1から最後に追いつかれ、得失点差で涙を飲んだ「あの瞬間」
自分は夜中、演奏の仕事から帰るとき、246号線を走る車の中でその瞬間を聞いていたのだが、その時の夜中の景色をなんとなく覚えている。
あれから33年後の今、日本代表がブラジルと大舞台で戦うことになるとは、あの放送を聴いていた時は想像もしていなかった。
個人的なことと「歴史的なこと」が結びつくと、どうやらそれは「思い出」というものになっていくらしい。これを実感を持って知っているのは人間だ。AIではない。
村上春樹は国分寺でJazz喫茶を経営していた頃、青空の神宮球場で観戦していて、外人バッターがクリーンヒットを打った時に「自分が作家になること」を実感したという。予感ではなく「そうなることになっているんだ」という実感だ。
それはオカルティックなことではなく、「自分の周りのエネルギーの進み方の変化」が予見できるということなのかもしれない。限られた人には。。
さて、自分にとってこの2026年はどんな年になるのだろう。
何か33年前の自分が見ていた景色を、今の自分が見返すような感じが、ここのところ強くしているのです。大事にしていたものを思い出す年になりそうです。
そんな年の第三作目『Tamatsubakiブレンド-水無月-』
ぜひ聴いていただけたら嬉しいです。
(ご試聴はこちらで)