Ameba Ownd

アプリで簡単、無料ホームページ作成

アンティーク フェルメール

時代が違う絵を二つ。

2026.06.28 06:04

今回仕入れた絵を二つ、先ずはイギリス、1830~40年頃の水彩植物画(22,5 x 24 cm)、もう一つは殆ど今の抽象画、多分イギリスの物(27,5 x 23 cm)、右下に作者のイニシャルがある。僕はどちらも別様に好きである、白い額絵のほうも直感で買った、いいなと思ったから。後どちらも小さめで飾り易いサイズなのが良い。植物画のほうは額も古くていい額だ。

僕の絵の仕入れは、基本自分が好きかどうかだけ、それが一番の仕入れるときの理由。イギリスでアンティークの仕入れをするときにここに行けば必ず良い絵があるという場所は殆ど無い、友人ディーラーが持っている場合は別にして。絵の仕入れの難しさ、面白さは、値段が高くても詰まらない絵は幾らでもあるし、逆に安くても妙に惹かれる絵も偶にあったりする、それと、無名の人が描いた物でも面白いのはそれなりにある、だから只管自分の眼を信じて探せばいい。特に18、19世紀の物ともなると無名の面白い画家は結構いる、ただそれを掘り起こしてアンティークフェアーに持って来るディーラーが案外少ない。絵の分かるディーラーはイギリスでもそう多くいないと思う。値段の高い絵はそれなりに良いものがあるにはあるけれど、自分が本当にいいと思うかはまた別の話しだ。気のいいおじさんがフェアーに色々並べて売ってる端っこに絵が数枚適当に置いてあって、値段も安く、おじさんもそれで儲けようという欲も余りなく、帰りの荷物が減ると嬉しいな、くらいのときに良い絵があったりする、まぁ大体田舎でのことだが。

何か今日も身体が怠く気合が入らない、幸い誰も来ないのでのんびりしている、昨日買ったアメリカインディアンの本を読んだりしている、来月「文人」についてトークをするのでアメリカインディアンは関係ないのだが、心惹かれて読むのを止められない。千年以上前に繁栄して忽然と消えたインディアンの遺跡の話しなどを読んでいると、アンティークの百年単位の世界がちっぽけなことに思えてくる。インディアンの世界の時間軸はもう一桁大きいし、彼らが遺した地上絵のスケールなどを考えると、何か自分が哀しくもなる。

今年は今のところ涼しくて助かっている。暫くこのまま涼しければ嬉しいのだが。