今日は 「誰もボクを見ていない」〜 トーク&チャリティコンサート でした!
今日は
「誰もボクを見ていない」〜
トーク&チャリティコンサート
でした!
来てくれたみんなありがとう。
2014年、埼玉県川口市で当時17歳の少年が祖父母を殺害し金を奪うとい
う痛ましい事件が起きました。事件を起こした少年は当時、両親から虐待を受け
ながら、遊興費を得るため祖父母を殺害するよう母親に命じられ、事件を起こしました。少年は現在成人となり、刑務所で服役しています。
事件の背景を追ったルポ「誰もボクを見ていない」によると、彼は事件を起こす前日、北千住駅前のデジタルサイネージ(駅ビジョン)
でワカバの「あかり」という曲を知りました。事件を起こした日の夜、うろ覚え
の歌詞を手がかりにパソコンで「あかり」の動画を探し、「もっと早くこの曲に出会いたかった」と思ったそうです。
確かに殺人を犯してしまったという罪は
重い罪です。
でも彼は虐待を受け、追い込まれ狭められた世界で彼は必死に生きていたんだと思います。
しっかり罪を償い、これから社会復帰していく中で、幼かった頃とは違う人との関わり、生き甲斐となる出来事や出会い、人間関係の中で生まれる幸せであったりというものを少しでも多く感じれる事を願うばかりです。
少年は
自分という人間を詩にし
自分と同じような境遇にいるかもしれない誰かの為に、少しでも力になれたならと言葉を紡いで歌詞を綴っています。
“私を望んでくれるなら、少しでも誰かの力になれたら”と。
僕は、その詞に曲を付ける事になり
今日一緒にトーク&ライブを行った
「誰もボクを見ていない」著者の山寺香さんを通して少年とやりとりをし、現在曲制作をしています。
今日のライブではまだ制作途中段階ですが
今日集まって下さった皆さんの前で
歌わせてもらいました。
最初は僕にどこまでできるかわからなかったけど、携わるからには
曲を一緒に作る事の楽しさや、出来上がった時の達成感を一緒に味わったり、そういう喜びを共有する事で
この先少年が生きていく中でひとつの活力になれたらいいなと思います。
僕にできる事を最後まで精一杯注いで
この曲を良いものにしたいです!
今日は、新たな出会いがあり
また素敵な繋がりを持つ事ができて
とても感謝しています。
聴いてくださった皆さん
本当にありがとうございました!
今日来れなかった方も
何か力になりたいと言ってくれていて
その想いがすごく嬉しかったよ!
また今後の動きがお知らせできるようになったら伝えるね(^-^)