【流 通】サカタのタネ 沖縄県石垣市に研究農場を開設
2026.06.30 00:40
サカタのタネは2026年6月21日、沖縄県石垣市に「石垣研究農場」を開設した。亜熱帯海洋性気候に属する石垣島で花や野菜の研究開発を行うことで、耐暑性・耐候性品種の開発を加速させる。
同社は高温や豪雨など昨今の厳しい気候を、農業における世界的な課題と認識しており、耐暑性・耐候性品種の開発に力を入れている。これまで国内のほか、トロピカル(熱帯)地域に属するインドやタイの研究農場でこれらの品種開発を行ってきた。「石垣研究農場」を新たに開設することで、他の国内拠点と比べ、厳しい環境条件下で品種特性を見極めることや品種改良の世代促進を図ることができる。なお、「石垣研究農場」では主に、野菜ではトマト、カボチャ、オクラなど、花ではヒマワリなどを研究対象とする。
「石垣研究農場」では、トロピカル地域に向けた品種開発も行う。トロピカル地域とは北回帰線と南回帰線の間の地域で、高温や豪雨など、厳しい気候・環境である一方、これらの地域では2050年に向けて人口増加が予測されており(※)、サカタのタネはトロピカル地域市場に向けた取り組みに注力してきた。亜熱帯かつ日本国内に開設した「石垣研究農場」は、同社におけるトロピカル地域向け品種開発の最重要拠点と位置づけており、今後トロピカル地域向け品種開発も加速させる。
※United Nations Department of Economic and Social Affairs World Population Prospects 2024
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