story100.退職後10年、そしてブログ100回目
ちょうど10年前の今日は、四半世紀以上勤めていた会社を退職した日です。退職して10年が経ったんだと思うと、とても感慨深いものがあります。退職した49歳から59歳までの主に50代である10年間は、人生の中でも何らかの意味を持つ貴重な年月であったと思っています。前職に勤めていた25年余りは、徹夜もいとわず、管理職にも就き、心身ともに大きな負荷をかけていたと思います。退職してその荷物を下ろすことになり、瞬間的にゆとりができた反面、先々への不安も高まり、当初は周りの人の目もとても気にするようになっていました。
この10年間、まず直前に起こったことは父親の他界でした。長年病気を抱えての自宅介護でそれはそれで大変だったのですが、他界後に発生したのは相続の問題でした。古い土地で、かつ傾斜のきつい地形で、手続きや処分の方法などが難しく、途方に暮れるような時期もありました。竹藪を処分して、道路を引き入れて家屋が接道するような今の形になり、併せて、周りのご縁があって家屋と土蔵が登録有形文化財にまでなりました。その後母親も亡くなって二次相続を行い、子供らが所帯を持ち、孫にも恵まれるようになり、代替わりがすっかり進みました。残った家族が皆んな健康で暮らしいることが、一番幸せなことだと思います。
また、仕事についても、当初は個人事業主で不安定でありましたが、その時期からお世話になっていた会社に再就職することになり、これまで培った環境分野での調査研究やコンサルティングの仕事を継続できるとともに、元々好きだった能勢エリアでの地べたの仕事や、大学での教育の仕事など、前職時代より守備範囲が広がりました。また、家でのイベントや妻の仕事にも関わることになり、妻の水彩教室の生徒さんや関係する方々から「まりおさん」と呼ばれてお付き合いしてもらっているとともに、このような女性のクリエイターの方々から大きなエネルギーを頂いています。
この10年間、その時々で最善と思うことを行って、振り替えればうっすらと道が出来てきたといった感じでしたが、何とか充実した日々を送ることができました。周りの皆さまや家族の力添えがなかったらこうにはなっていなかったと思い、本当に有り難く思います。
前職時代での我武者羅に取り組んでいたストレスは軽減されましたが、また別の意味で我武者羅に新たな道を探し求めてきた10年だったと思います。我が家にまつわるブログは2018年からで、その当時は、その時々の出来事や思いをまとめて残しておこうという直感的な気持ちから始めたのだと思いますが、今回で100回目となったのも1つの節目だと思います。次の60代の10年間は、また別の意味を持つ期間になると思いますが、50代の過ごし方が間違いでなかったと思えるように、充実した10年間にできればと思います。
Katsuji