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みんなの歌謡曲

佳山明生、名付け親美輪明宏さんを偲ぶ

2026.06.30 01:56


「氷雨」の代表曲を持つ佳山明生。作曲家・古賀政男さんの最後の弟子ということは知られていますが、実はその名付け親は美輪明宏さんでした。その死去に際して、思い出を語って頂きました。

「北海道から歌手になるべく上京したものの那須高原のホテルでセミプロとして営業などでの歌う仕事くらいしかなかった時代、宝塚歌劇団の知り合いから「丸山明宏(美輪明宏)さんに名前をつけてもらえるように頼んであげる」と。そこで丸山さんご自宅に伺ったらビックリ!髪は、もちろん家具、部屋全てが紫色。ただ、芸名の話は快諾して頂け、明日付けたら電話してあげるから」と。そして、自身の丸山の「山」、明宏の「明」を頂き、「佳山明生」が誕生しました。

その後も歌は営業中心で続けていましたが、「こんなことのために上京したんじゃない、と一念発起して作曲家・古賀政男先生の弟子入りを果たしました。それから時間は経ちましたが、「氷雨」でデビューを果たし、約6年間頑張ってようやく名前が知られるようなヒットになりました。美輪さんにお礼の報告に伺うと「本当に良かったね」とまるで自分のことのように喜んで頂けました」

その後も関係は続き、美輪さんが新宿に店を開くと連日遊びに行ったり、顔は合わせていました。

「ここ10年くらいは疎遠になっていましたね。美輪さんも再ブレイクされて忙しく仕事をされていましたから。ただ、最近はテレビで見ても痩せられていたようだったので心配はしていました」

「美輪さんから頂いた言葉に「あなたは晩年になればもっと良くなるわ」と。ちょうど55周年も見えてきたので、その言葉を胸に頑張っていきます」