【新聞掲載のお知らせ】松島白菜の採種文化の保存活動(塩竈・野々島)
2026.06.30 13:44
東日本大震災が発生した2011年の秋からスタートした「松島白菜の採種文化の保存活動」は、取り組み開始から今年で15年を迎えました。先日、浦戸小中学校の皆さんと一緒に、さやからタネ粒を取り出す「脱粒(だつりゅう)作業」を行い、その様子が河北新報(6/28)に掲載されました。
また、5月20日にも同紙に記事を掲載していただいています。それは、震災直後から大変お世話になっていた野々島の採種農家・鈴木はつみさんが、今年4月に逝去されたことを報じる追悼記事でした。島に白菜の菜の花が咲き始めた4月、天国へと旅立たれたはつみさん。はつみさんが半世紀以上の長きにわたり、大切に耕し続けてきた畑に深く思いを馳せながら、私たちは、これからもこの採種文化の継承活動を続けます。
取材の際、いつもお世話になっている息子の正徳さんからも「お母さんの畑への思い」を直接伺うことができました。島のおばあちゃんが耕し続けてきたこの畑は、地域の大切な、そして貴重な食文化資源です。私たち食文化創志科の学びの中心として、これまで本当に多くのことを学ばせていただきました。
はつみさんをはじめ、この活動にこれまでご参画・ご支援いただきました関係者の皆様方に、改めて心より感謝申し上げます。
なお、今回採種した白菜の種は、希望される小中学校などへ提供する予定です。これからもこの大切な文化を次世代へ繋ぐため、私たちは活動を続けてまいります。