【物 流】日本通運 成田空港の拠点で爆発物探知犬を導入
2026.07.01 00:50
日本通運は航空貨物の保安体制のさらなる高度化を目的として、爆発物探知犬(Explosive Detection Dog 以下 EDD)を、成田国際空港の貨物地区NARITA Air Cargo Cityに導入し、2026年6月より順次運用を開始している。対象は成田空港第二・第三物流センターで、航空貨物の保安体制を強化する。
近年、航空貨物を取り巻く保安環境は一層厳格化しており、制度変更への対応とあわせて、より柔軟かつ効率的な爆発物検査体制の整備が求められている。2026年1月の航空保安制度の改定以降、日本通運ではX線検査装置の導入を進めていたが、従来のX線検査装置やETD(拭き取り検査)では、貨物の形状や材質によって対応が難しいケースもあり、安定的な輸送サービスを維持するうえで、新たな検査手法の導入が急務となっていた。
こうした課題に対応するため、日本通運は、国土交通省航空局により新たに認められた航空貨物の爆発物検査手法であるEDD検査を導入し、保安体制のさらなる高度化を図る。今回導入するEDD検査は、米国の専門機関により訓練された探知犬およびハンドラーが検査を担う。探知犬は、米国において米国運輸保安庁(TSA)の基準に基づく訓練を受けており、同基準に準拠した検知能力を有している。同社は成田空港第二・第三物流センターにおいて、既存のX線検査装置と組み合わせた運用を行うことで、保安体制の強化と検査効率の向上を両立させる。
日本通運は、EDDの運用実績を踏まえ、検査能力の向上および運用体制の強化を図るとともに、関係当局や国際的な制度動向を注視しながら、運用を進める。
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