Ameba Ownd

アプリで簡単、無料ホームページ作成

【環 境】JFEエンジニアリング フィリピンで再エネ電力供給事業に参入

2026.07.01 00:55

JFEエンジニアリングは、フィリピンにおける太陽光PPAサービス(再エネ電力供給)事業への参入を決定した。事業参入にあたり、同国最大の電力会社であるMeralcoのグループ会社MSpectrumと東京センチュリーとともに、合弁会社「MSpectrum Taiyo」を2026年7月に設立する予定である。同事業会社は、主にフィリピンに進出する日系企業を対象とした太陽光PPAサービスを提供する。

フィリピンは経済成長の加速に伴い電力需要が拡大している。またフィリピン政府が策定するエネルギーのロードマップとして、2035年に再生可能エネルギー比率35%、2040年に50%以上に引き上げる計画を掲げており、再生可能エネルギー導入拡大に向けたニーズが高まっている。今回事業参入は、MSpectrumとのパートナーシップのもと、各社の強みや知見を活かしながら、同国に進出する日系企業を中心とする需要家の脱炭素化ニーズに応える。

JFEエンジニアリングは、日本国内での100MW以上の太陽光PPAサービスの実績に加え、フィリピンにおいてはラメサ第1浄水場更新工事、タラヤン下水処理場建設工事などの上下水プラントを30施設以上手掛けた実績を持ち、直近ではマニラ首都圏の主要道路上にある2つの橋梁の大規模改修事業を受注している。これまでの事業を通じて培ってきた現地ネットワークを活かし、MSpectrumおよび東京センチュリーと連携のもと、顧客開拓および案件推進に取り組む。

JFEエンジニアリングは、同事業を足掛かりとして、フィリピンにおける電力ビジネス分野への展開を目指す。

第1号案件として、MSpectrumが既に契約し、工事を進めているフィリピンヤクルト第2工場向け太陽光PPAサービス案件について、MSpectrum Taiyoへの承継を予定している。これはヤクルトグループが推進する「ヤクルトグループ環境ビジョン」に基づき、温室効果ガス排出削減および再生可能エネルギー利用拡大を目的とした取り組みの一環として実施される。ヤクルトグループは、フィリピンを含むグローバルな製造拠点で脱炭素化を推進しており、同案件はその具体的な取り組みの一つとして位置づけられる。

JFEエンジニアリングとMSpectrum Taiyoは、再生可能エネルギーの利用拡大・CO2排出量削減を目指す企業に対する同サービスの提供を通じて、フィリピンの脱炭素化、持続可能な社会の実現に貢献していく。


製品名および会社名などは、各社の商標または登録商標です