【物 流】大東建託と昭和商会 ファン付きペルチェ式冷却ベストの有効性を確認
2026.07.02 00:50
大東建託と昭和商会はが共同開発し、現在大東建託が工事職と工事監理職に貸与している「ファン付きペルチェ式冷却ベスト」の有効性が、立教大学等への委託研究による実証実験の結果、確認された。
実証実験は、立教大学スポーツウエルネス学部の石渡貴之教授・安松幹展教授、および松山大学人文学部の田中英登教授(横浜国立大学名誉教授)により共同で行われ、「ファンによる気化熱」と「ペルチェ素子による直接冷却」を組み合わせることで、作業者の皮膚温度の上昇を抑制し、主観的な負担軽減と認知機能の維持に一定の有効性が認められることが確認できた。
実証では32℃(WBGT 28℃)の暑熱環境下での軽運動中に、同製品を着用した際の生理・心理反応を測定。従来のファン付き作業服は外気吸入による気化熱に頼るため、高気温下では効果が限定的だったが、「ファン付きペルチェ式冷却ベスト」は「ペルチェ素子」による直接冷却を併用することで、接触部位のみならず、非接触部位である上腕部の皮膚温上昇を約0.5℃抑制し、さらに主観的快適感の改善が見られた。
また認知機能を計測する検査においても、改善がみられた。これにより、暑熱環境下における作業者のストレスを和らげ、心身ともに快適な状態を保つ一助となることが確認できた。
大東建託は共同開発・検証によって得られたデータに基づき、今後も夏季の過酷な建設現場を守るための環境改善をさらに推進する。また昭和商会は結果を活かし、さらなる製品性能の向上と実用化を目指す。
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