【環 境】AGC 自動車の廃フロントガラスの再資源化に向けた実証実験を開始
2026.07.02 00:55
AGCは連結子会社のオートグラスを通じて、自動車修理・交換時に発生する廃フロントガラスの回収および再資源化に向けた実証実験を、2026年6月から開始する。
実証実験では、AGCがこれまで建築用ガラスの資源循環で培った知見を活かして、産業廃棄物として処理されてきた自動車用フロントガラスを回収し、建築用板ガラスの原料として再資源化するスキームの構築を目指す。自動車廃ガラスを建築用板ガラスの原料として循環利用する体系的な施策として、国内で初めて実施される。
実証実験では、補修用自動車ガラスの卸販売・デリバリーを担うオートグラスと、全国の自動車ガラス施工店とのネットワークを活用し、廃フロントガラスの回収から再資源化までを一貫して行う新たな資源循環スキームを検証する。
回収した廃フロントガラスから精製したカレット*を、AGCの建築用板ガラスの原料として活用できるかを検証し、品質・安定供給性・実用性の観点から評価を行う。再資源化材であるカレットを使用することで、ガラス原料由来のCO2や原料調達・製造時のエネルギー起源CO2を削減でき、自動車廃ガラス1トンあたりで約0.6トンのGHG排出量削減が見込まれる。これにより、廃フロントガラスの埋め立て処分量削減と、資源循環型社会の実現に向けた実効性のあるモデル構築を目指す。
* カレット
ガラスを細かく砕いたもの
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