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関東運輸広報

埼玉運輸支局長に手塚雅司氏が就任

2026.07.03 03:46

手塚支局長に就任にあたっての抱負と今後を聞いてみた。

最重要課題には交通空白地帯への対応

手塚氏 現在、関東運輸局管内および国交省全体において「交通空白」が最大の懸念事項であると認識しています。埼玉県内にも交通空白地帯が存在することから、自治体や各関係協会と緊密に連携し、地域住民の移動手段の確保に全力を挙げて取り組む方針です。特に対策においては、関係団体や事業者との連携を重視しています。

バス・タクシー事業における安全と利便性の確保

手塚氏 バス事業に関しては、過去の磐越自動車道での事故等の教訓を踏まえ、事業者がコンプライアンスを徹底しているか厳格に確認しています。その一環として、無通告での「バスの街頭監査」を積極的に実施しており、今後も警察、自治体、関係団体と連携して安全対策を強化します。

タクシー事業では、交通空白の解消に向け、関係団体や事業者とワンチームとなって取り組みを進めます。

貨物(トラック)分野の適正化

手塚氏 「物流の2024年問題」等に関連する中小受託取引適正化法(取適法)への対応や、国交省全体で推進している「トラックGメン」による監視・是正指導について、業界と密に連携しながら運輸支局としても着実に対応していきます。

独自取り組み:小学生向け整備体験会

手塚氏 高校生へのアプローチではすでに進路の方向性が固まっていることが多い点に着目し、興味関心を持つ年齢層を「小学生」まで引き下げる先手を打っています。

整備振興会、および自治体の教育委員会(具体的には深谷市教育委員会)と連携。

実績と今後の展望

手塚氏 昨年度、1クラスを対象に実施したところ非常に好評で、教育委員会からも継続の要望を受けました。今年度はさらに回数を増やして実施できるよう、現在調整を進めています。幼少期から車や整備の仕事に興味を持ってもらうことで、長期的な人材育成の土台を築きます。

最後に

手塚氏 「『交通空白の解消』と『次世代の人材確保』を最優先に、自治体や業界団体との強固な連携のもと、地域の足と安全を守っていきたい。」と述べた。



家族構成 妻、娘2人、トイプードル(♂)、

休日の過ごし方・趣味 JAF公認レーサーからロックバンドへ 異色の経歴を持つ新支局長

手塚氏は、自動車行政の最前線に身を置きながら、プライベートでは一風変わった経歴を持つ人物として知られている。

20代の頃、手塚氏は支局職員として職務に励む傍ら、週末はJAF公認のカーレースに参戦していた。年間シリーズ戦にも出場するなど本格的にモータースポーツへ打ち込んでおり、当時から省内では「異色の職員」として注目を集める存在だったという。

その後、結婚を機にレーサーとしての活動には区切りを付けたが、手塚氏の「情熱」が冷めることはなかった。現在、休日のプライベートな時間は、仲間と共に結成したロック系のバンド活動に捧げられている。サーキットのエンジン音からスタジオの重低音へと形を変え、今なお音楽を通じて熱いエネルギーを発散し続けている。

公務においては、交通空白の解消や人材確保といった、地域の移動手段を守るための緻密かつ迅速な舵取りが求められる。「異色」の経験で培った行動力と、組織や地域を巻き込むバンドセッションのような連携力で、埼玉の運輸行政にどのような新風を吹き込むのか。その手腕に期待がかかる。


出身地 埼玉県 

生年月日:昭和44年8月生(56歳)

出身地:埼玉県

【略歴】

平成4年 4月 関東運輸局 採用

(中略)

平成25年 5月 関東検査部熊谷事務所 主席自動車検査官

平成27年 4月 関東運輸局自動車技術安全部技術課 監理官

平成28年 4月 軽自動検査協会東京主管事務所 企画課長

平成30年 4月 警察庁交通局交通指導課専門官

令和2年 4月 国土交通省自動車局審査・リコール課 型式指定業務指導官

令和4年 4月 自動車技術総合機構企画部人材開発課 課長

令和6年 4月 自動車技術総合機構総務部システム課 課長

令和 8年 4月 現職