平城高校の存続を願う訴訟について
平成31年3月23日
校友会としては、平城高校の廃校を定めた条例及び高校再編計画の見直しを求めています。
39期生は、平成30年4月に未来に希望を持って入学したにもかかわらず、そのわずか2か月後の6月に絶望を味わう事になりました。未だ心身への影響を受けている生徒もいます。県教育委員会と県議会の決定による、39期生に対する処遇は、道義的にも、手続き的にも看過できません。
そんな中、平城高校関係者の方々が、奈良県を相手に訴訟を行うという事を聞きました。
これまでの経緯と訴訟の概要は以下のとおりです。
≪経緯≫
平成31年2月24日 訴訟についての説明会(西部公民館/弁護士家藤卓也氏)
3月 4日 平城高校関係者に対する説明会(同上)
3月12日 委任契約内容の説明、委任契約締結
(現在、提訴に向けて準備中)
≪訴訟の概要≫
事件名:平城高校廃校を定めた条例の取消請求、同条例の執行停止、損害賠償請求
原 告:平城高校関係者
相手方:奈良県
既にご存知と思いますが、条例及び計画案可決までの流れは以下のとおりです。
平成30年6月 8日 県立高等学校適正化実施計画(案)公表
7月 3日 議会にて議決される
10月 5日 奈良県立高等学校等設置条例の一部を改正する条例が可決
10月15日 同条例公布
弁護士によると、廃校を阻止するためには上記改正条例の取消しを求める必要があるとのことです。
もっとも、議会で可決された条例の取消しを求めることは非常に困難であり、また、条例公布後6か月を経過すると、条例の取消しを求めること自体が不可能になるとのことです。
我々としては、訴訟提起を決意した勇気ある平城高校関係者の支援を行っていきたいと考えております。
ご賛同頂ける方には、訴訟に対する支援方法として
① 訴訟費用の援助
② 個人的な支援表明として署名
をお願いしたいと考えております。
① について
現在6名の弁護士に弁護団として訴訟の準備を進めていただいております。
事案の性質上、訴訟は長期間に及ぶことが予想され、相当な費用がかかることになります。校友会としては、我々の母校を守るために必要な費用をたった数名の平城高校関係者にすべて負担させるべきではないと考えております。
そこで、会員の皆様に1口5,000円として支援金をお願いする次第です。
校友会としましては、訴訟支援のための専用口座を開設しました。
下記口座への振り込みをお願いいたします。
【ゆうちょ銀行から】
金融機関名:ゆうちょ銀行
口座名義:奈良県立平城高等学校校友会
(ナラケンリツヘイジョウコウトウガッコウコウユウカイ)
記号:14530 番号:27953421
ゆうちょ銀行以外の金融機関からの振込の際
店名:四五八(よんごはち) 店番:458 種目:普通 番号:2795342
【他金融機関から】
金融機関名:南都銀行 西ノ京支店
口座名義:平城高校校友会存続訴訟支援金基金
(ヘイジョウコウコウコウユウカイソンゾクソショウシエンキンキキン)
店番:096 口座番号:普通 2130892
②について
校友会としては、9月より署名活動を行っています。
電子署名と用紙への署名の2通りがありますが、裁判所へ提出する関係上、用紙への署名をしていただいた方が助かります。署名用紙は校友会のHPよりダウンロードができます。
訴訟に関しての進捗は、関係者に確認の上、可能な範囲で報告させて頂きます。
勇気ある平城高校関係者への支援にご賛同頂けましたら幸いです。
一部記事訂正(4月5日)