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もやもや感を持つビジネスパーソンが多い

2026.07.05 05:52

『越境人 〜 飛び出した人からうまくいく』を出版したばかりのよもけん(四方健太郎)に勧められて、リクルートマネジメントソリューションズの井上功さんが数年前に出した『CROSS-BORDER 〜 キャリアも働き方も「跳び越えれば」うまくいく 越境思考』を読了!

「飛び出した人から……」「跳び越えれば……」と、サブタイトルが似ていますが、どちらの本にも共通しているのは、「越境しよう!」というメッセージです。

本書において、越境を勧める起点となっていたのが「もやもや」というキーワードで、「もやもや感を持つビジネスパーソンが多い」という前提は、たしかにそうなのだろうと思います。

一方で、読みながら考えていたのは、僕自身を行動へ、そして越境へと突き動かしてきたものは何だったのだろう!?ということです。

振り返ってみると、それは本書でいう「もやもや」ではなく、焦燥感や渇望感、そしてコンプレックスだったように思います。

25歳で独立して以来、僕にとって「仕事」は生き残る手段であり、自己実現のためでは全くありませんでしたから、もやもやする余裕もなかったのです。でも、だからこそ同じ場所にとどまることがなかったのが、結果的には良かったのかもしれません。

井上さんは、「『もやもや』は同じ場所にとどまることで生まれる」と書いていましたが、僕はむしろ、本当はどこかに落ち着きたかったようにも思うんです。まぁ、でもそれは「人は自分が持っていないものに憧れる」ということなんでしょうね。

そんなことも考えさせられた一冊でした。

本書は、「ビジネスパーソンの越境」を体系的かつ分かりやすく整理しており、僕自身の経験を改めて振り返るきっかけにもなりました。そして、僕らが「海外修羅場経験」という形で提供している越境学習には、大きな意味があるのだと改めて感じました。