可愛い社員には越境させよ
数日前に読んだ『CROSS-BORDER 〜 キャリアも働き方も「跳び越えれば」うまくいく 越境思考』に続いて、同じ井上功さんの『「越境」支援戦略 〜 人事のための導入のポイントと事例』を読了!
前回のが個人向けだったのに対して、こちらは人事向けに書かれた本です。(ちなみに、この本も『越境人 〜 飛び出した人からうまくいく』を出版したばかりのよもけんから勧められました)
パッと目についた、帯に書いてある「可愛い社員には越境させよ」という言葉を見て、僕がいつもセミナーで話している「可愛い子には旅をさせよ」と同じだなーと思いました。全く同じ文脈なので。そして、僕自身は何よりも「可愛い自分には旅をさせよ」と思っています。
それにしても、この本いいですね。僕やよもけんが書いている本がエモーション主体なのに対して、すごくロジカルでアカデミックで、、、、これは企業の人事担当者はみんな読んで欲しいなー
ちなみに、「越境で獲得できること」として、井上さんが6つ挙げていた一つに「新結合」がありました。先日読んだ本にも何度も出てきたので、井上さん、相当この言葉が好きなんだなと思いますが、僕は大学のゼミ論がシュンペーターだったので、馴染みの言葉ですし、もちろん好きです。
あと、「社員が自律的に越境するようになるのは難しい」とも書かれていましたが、第一歩を踏み出すという点ではそうなのかもしれません。二歩目、三歩目は自律的にする人が出てきそうですが、最初のキッカケは外的要因が大切でしょうね。つまり、行動の「必然」をどう与えるか?ということだと思います。
最後に、「人事部は越境しているか?」という問題提起もありましたが、これと似たような言葉で「人事が一番グローバルじゃない」みたいなことを聞くこともあります。僕は正直、「人事が・・」だけとも思っていませんが、でも確かに、越境でもグローバル化でもそれを促進する主体者であれば、まずは自らがそうで合って欲しいですよね。「体現する(Embody)」という言い方がありますが、僕自身、それは自分に対していつも思っていることです。