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Pianist由美子UNO が綴るショパンの情景

パリの音色とわたし

2019.03.17 15:05


パリというところはショパンが生きた19世紀もそして現在も大都市であることは変わらない場所です。

私が初めてパリを訪れた場所はオペラガルニエでした。ショパンの頃はまだ馬車だったことを想像して、歴史ある建造物やたくさんの人が行きかう姿に変わらない本質が根付いていることを感じるのがパリです。

ショパンは音楽に対してとても純粋であったためウィーンで挫折をしてもパリでオペラの夢を抱いてオペラ座に通っていたのだと思う。パリは芸術の都であり、古いものを保存しながらも世界の最先端である都市とも言えます。歴史的な建物や街の空気や喧騒までもが、私に芸術を感じインスピレーションを与えてくれます。パリは自分も知らない私を発見させてくれるのです。

さて、ショパンの時代にパリで芸術家が集ったことで知られている場所といえば、

パリの9区にあるパリ市立ロマン主義美術館です。

建物は、「冷たい古典主義」と呼ばれる独自の画風を貫いていたアリ・シェフェールAryScheffer, オランダ、ドルトレヒト出身のフランスの画家1795年2月10日 - 1858年6月15日のアトリエでした。ショパン、リスト、ドラクロワ、ジョルジュ・サンドなどの芸術家たちの集いの場でした。

通りからは伺い知ることは出来ないところが「隠れ家」と呼ばれた由縁です。道から一歩中へ入ると中庭があり静かなカフェになっています。そこにしかない時間を過ごせる場所として今もパリ市民に親しまれています。


火曜日〜日曜日11:30〜17:30

16 rue Chaptal 75009 Paris 

metroSaint Georges、Pigalle、Blanche