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2026.07.12 11:55
試験がひとつ終わったので少しほっとした。合否については考えないことにして、次の試験に向けて少しずつギアを入れていこうと思う。
最近読んだ本は町屋良平『IDOL』。70年後の未来からタイムスリップした双子の兄弟がボーイズグループでデビューして、夢を見る話。本作の未来では「夢」も「嘘」も「兄弟の絆」も消えている。言葉もダンスも全部「令和時代」に合わせる必要があるのだけれど、その描写が滑稽で、町屋節が効いているなと思った。町屋さんの小説の好きなところは地文も台詞も息を吐くようにナチュラルなところ、そしてひとさじの違和感があるところ。今作は文学文学していなくて、エンタメやSF要素も含まれていて、それでいて強烈に青春していて、それが今の自分の気分に合っていたように思う。とにかく引き込まれた。でもそれはオーディション番組や韓国のアイドルをある程度知っているからだと思う。一切知らない人が読むと、用語がちっとも分からないかもしれない。
長らく小説を書けていなかったけれど、このところようやく物語が頭の中に浮かんできたから、沢山メモしている。資料が必要になりそうだから、色々と古本も買った。物語が浮かぶとき、そしてそのことに高揚するとき、この上ない生と幸福を感じる。
暑くなってきて早くもバテ気味だけど、心はとても元気!