【流 通】古野電気 Eバンドレーダーによる山間部の獣害監視実証に成功
2026.07.13 00:40
古野電気は三重県林業研究所と連携し、Eバンド(70GHz帯)レーダーを用いた山間部における野生動物の検知・監視に関する実証実験を実施し、その有効性を確認した。
近年、鹿や熊などによる農林業への被害が深刻化しており、被害の予防・抑制に向けた新たな監視技術の開発が求められている。特に山間部では、視界不良や複雑な地形の影響により、カメラや人手による従来手法での常時監視が難しいという課題がある。
今回、吉野電気が開発中のEバンド小型レーダー試作機を用いて、三重県林業研究所敷地内で2026年1月の4日間、レーダーによる動体検知およびデータ記録・解析を用いて実験を行った結果、地形が複雑な傾斜地においてもレーダーによって連続的に動体を検知し、安定した監視が可能であることを検証した。
その結果、木や枝などノイズとなる物体が多い山間部の環境においても、Eバンドレーダーにより動体検知および分布状況の把握が可能であることを実証した。
製品名および会社名などは、各社の商標または登録商標です