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あさひのDTMブログ

sonarworks reference 4 レビュー

2019.03.17 18:44

本日3回目の投稿。

sonarworks reference 4 のレビューで締めます!


昨年Eve Auido SC204を買ったとき、キャンペーンでゲットしたsonarworks reference 4。

マイクケーブルを買ってなかったのでずっと使ってなかったのですが、

先日ケーブルを購入したので、ようやくsonarworks reference 4を導入する事ができました。


sonarworks reference 4はスピーカー用のキャリブレーションソフトで、

付属の測定用マイクでスピーカーの音を録って、

その情報を元にPC側でスピーカーの鳴り方をフラットに補正するソフトです。


DAWで作業する場合は、マスタートラックにインサートして使用。

DAWを使用しない、その他アプリケーションの音を補正したい場合は、

Reference 4 Systemwideを起動して常駐させることでDAW以外の音も補正する事ができます。


スピーカーとヘッドホンの音を補正する事が出来て、

ヘッドホンの音を補正する場合は、予め用意されているヘッドホン用プロファイルをDLして読み込ませることでフラットな鳴り方にする事が出来ます。


スピーカーを補正する時は、同じスピーカーを使っていても部屋毎に音響特性が違う為、

測定用マイクで音を録る必要がある、ということです。ウム

↑こんな感じで、マイクで音を測定して自分の部屋/スピーカーのプロファイルを作成します。


まずは、自分が一生懸命作り上げたモニター環境がどんなものだったのか・・

お見せしよう。。w

こんな感じでした。

140hzあたりが膨らんでるほうがLです。

全体的には1Khzが凹んでいて、やはりドンシャリ系のバランスだと思う。

正直大体自分のイメージ通りのグラフでした。


ちなみに測定はマイクを持って歩き回って30箇所も測定したので

想像以上に時間が掛かりました。(多分30分以上時間かかってた。w)

最初は↑こんな感じでdry/wetを50にしてスピーカー本来のバランスを残そうと思ったんだけど

何か聴き取りづらい。

最終的には↑こんな感じで完全にwetに振り切りました。w

こっちのほうが自分は聴き取りやすくバランスが良いと思いました。


ちなみに一番下のレイテンシー、結構高い数字になってるけど

リニアフェイズのフィルターを選択しているからです。

ゼロレイテンシーとリニアフェイズが選べるんだけど、

ゼロレイテンシーだと当然レイテンシーがもっと低い数字になります。

自分の最終的なセッティングとしては、ゼロレイテンシーに落ち着きました。


リニアフェイズにすると位相問題が改善されたフィルターのかかり具合になるわけだけど、

リニアフェイズの場合、音が平面的になりすぎる気がしました。

そして定位感が変化して逆に聴き取りづらくなるみたいな。

ミキシングする場合はもしかしたら、その方が良い結果になるのかも知れないけど、

自分は正直あの音で作業したいと思わなかったので、

しばらくゼロレイテンシーでやってみようと思う。


自分のイメージでは、リニアフェイズモードは

スピーカー本来の性能がものを言うようなキガスル。(すごい適当なこと言ってるけど。w)

もしくは部屋の音響特性をもっと改善しないとだめなのかなぁ。

さらにもしくは、自分の耳が腐ってるか。w


bass boost and tiltとpredefined target curvesも試したけど、

自分は必要ないと思ったので特に弄ってません。


とりあえず最終的には、よりミキシングしやすいバランスになったと思うので満足です。

出っ張った帯域がなくなったせいか、スイートスポットが少し広がった感覚があります。


以上、非常に怪しいあさひのsonarworks reference 4のレビューでした。w

しばらく耳のエージングします!