長岡天満宮の楽しみ方完全ガイド|アンバサダーが教えます!
長岡京市に鎮座する長岡天満宮は、観光で訪れる人にとっては長岡京市を代表する名所であり、地元の人にとっては四季の移ろいを感じに、ふらりと足を運ぶ暮らしのなかのオアシス。それが長岡天満宮です。
今回はその魅力を、歴史や見どころとともに、第2期SENSE長岡京公式アンバサダーの声を交えてまるごとご紹介します。
親戚やお友だちを案内するとき、そっと差し出せる“完全ガイド”としてもどうぞ♪
長岡天満宮とは|まずは基礎情報&歴史
阪急「長岡天神」駅から徒歩約10分、JR「長岡京」駅から徒歩約20分。御祭神は、学問の神様として知られる菅原道真公です。道真公が大宰府へ向かう途中、この地で都を振り返り、「我が魂長くこの地にとどまるべし」と名残を惜しんだという言い伝えから、「見返り天神」の名でも親しまれています。
応仁の乱で社殿を焼失したのち、明応7(1498)年に再建された記録が伝わっています。また、江戸時代初期には八条宮家の御領地となり、現在の地に遷座され400年を超える歴史を歩んできました。
また、令和9(2027)年には御祭神が薨去(読み:こうきょ/意味:尊い方が亡くなられること)されてから、1125年という大きな節目を迎えます。
約2万坪の境内には、堂々たる正面大鳥居や平安神宮から移築された御本殿、道真公のお遣いの牛像が点在。東側に広がる八条ヶ池は、四季折々で様々な表情を見せてくれます。
季節の見どころ|一年中、何度でも
桜にはじまり、キリシマツツジ、蓮、紅葉、そして梅へ——。御祭神・菅原道真公をお祀りする長岡天満宮では、季節ごとに花や木々が表情を変え、参拝者を迎えてくれます。心に残る一場面を探しに、何度でも足を運んで参拝したくなる、魅力あふれる神社です。
春|華やかな桜とキリシマツツジ
春の訪れは、八条ヶ池の東堤から。3月下旬〜4月上旬、ソメイヨシノが咲きそろい、参道へ続く池畔の散策路がやわらかな桜色に染まります。
続く4月中旬〜下旬にかけて、いよいよ長岡天満宮の代名詞・キリシマツツジの出番。中堤に沿って真っ赤な花が一面に連なるさまは、関西随一とも称される絶景です。鹿児島県の霧島地方から京都へと伝わり、時代をこえて守り継がれてきた古木は、今では樹齢約170年とも。長岡京市の天然記念物に指定されています。
写真:SENSE長岡京公式アンバサダー@ macchan358さん
八条ヶ池のほとりに佇む料亭・錦水亭の離れと、鮮やかに咲くキリシマツツジ。歴史ある建物と赤い花が重なる景色は、春の長岡天満宮を代表する美しい眺めのひとつです。春には、名物の京たけのこ料理を味わえるのも楽しみ。
夏|瑞々しい蓮と青もみじ
夏の見どころは、蓮と青もみじ。八条ヶ池の北西にある「西池」では、友好都市・中国寧波市ゆかりのハス「西湖紅蓮」が花開。ハスの他、アヤメやカキツバタ、ハナショウブ、スイレンなども楽しめます。なお、スイレンは7月から8月下旬まで見頃。
ハスの見頃は7月初旬からの1か月ほど。午後にはつぼみを閉じるので、朝7時の開門直後がねらい目です。
4月中旬から夏にかけては涼やかな青もみじが、参道にも心地よい木陰をつくります。どちらも、暑さを忘れさせてくれる夏のさんぽ道です!
写真:SENSE長岡京公式アンバサダー@kamerider1さん
長岡天満宮では、毎年8月25日の夏まつりにあわせて茅の輪が設置されます。「茅の輪くぐり」とは、茅で編まれた大きな輪を8の字を描くように3度くぐり、心身を清め、無病息災を願うものです。夏を健やかに過ごせるよう願いを込める、季節ならではの習わしとして親しまれています。
提灯が参道を彩る、夏まつりならではの長岡天満宮の風景
秋|ライトアップも人気の紅葉
秋は、御本殿へと向かう参道脇の紅葉庭園「錦景苑(きんけいえん)」が主役に。11月中旬、弁天池をぐるりと囲むモミジやカエデが燃えるように色づき、その彩りが水面にも映り込みます。
見頃に合わせた夜のライトアップも人気です!神秘的な光景についつい時間を忘れてしまうほど。
冬|道真公が愛した梅と初詣、節分祭
年が明ければ、例年およそ10万人もの初詣客でにぎわう長岡天満宮。元日の歳旦祭にはじまり、1月1日〜3日には、書の名手でもあった道真公にちなんで書初の奉納も。
2月の節分祭では、弓の弦を鳴らす「鳴弦(めいげん)神事」など、伝統的な行事が行われます。地域に受け継がれてきた、季節の催しのひとつです。
写真:SENSE長岡京公式アンバサダー@ macchan358さん
2月下旬から3月中旬にかけて、御社紋にも用いられている梅が次々とほころびます。その数は約20種・300株。境内は、ひと足早い春の気配に包まれます。
菅原道真公は、生涯を通じて梅をこよなく愛したことで知られています。大宰府へ旅立つ際、自邸の梅に別れを惜しんで詠んだとされる「東風吹かば 匂ひおこせよ 梅の花 あるじなしとて 春な忘れそ」という歌は、一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。
アンバサダーはこんなふうに楽しんでいます!
ここからは、SENSE長岡京公式アンバサダーに教えてもらった、とっておきの楽しみ方をご紹介します。
\SENSE長岡京公式アンバサダーコメント&写真/
@furufuru_nagaokakyoさん
「長岡天満宮に隣接する錦水亭の藤棚もぜひ探してみてください。薄紫の花房が風景に彩りを添え、見頃が重なればツツジと藤を一緒に撮ることも。春の楽しみが広がる、おすすめの撮影ポイントです。」
「毎年8月25日に開催される、長岡京市の夏の風物詩『長岡天満宮夏まつり』。境内には露店が並び、子どもから大人まで多くの市民でにぎわいます。和太鼓や六斎念仏、長岡京音頭などの披露も行われるほか、八条ヶ池では幻想的な『夏灯籠』が夏の夜を彩ります。」
\SENSE長岡京公式アンバサダーコメント&写真/
@ken.shimogaさん
写真は左上から時計回りに、若竹うどん、たけのこご飯、たけのこちらし寿司、たけのこ入り冷そば
「開田茶屋 龍八は、長岡天満宮にお参りに来たら立ち寄りたくなるお店です。春は、京たけのこ料理、年末は年越しそば、節分には恵方巻など、季節ごとの楽しみがあるのも魅力。長岡京に移住してから、毎年のようにいただいています。うどんやそばが中心ですが、個人的には丼もお気に入りです。」
\SENSE長岡京公式アンバサダーコメント&写真/
@ yonyon__23さん
「定番ですが、八条ヶ池周辺のリフレクションはやっぱり最高です。水辺に建物が映り込む景色がとてもきれいで、つい写真を撮りたくなります。できれば景色だけでなく、錦水亭でのお食事もあわせて楽しんでほしいです。」
「スイレンが咲く初夏は、午前中に訪れるのがおすすめです。水面に映り込むスイレンを探しながら歩くのが楽しくて、静かな時間をゆっくり過ごせます。」
「雨上がりもおすすめです。石畳がつやつやに濡れて、いつも以上に写真が映えるんです。雨の日ならではのしっとりした雰囲気があって、紅葉ライトアップの時期はさらにきれいですよ。」
\SENSE長岡京公式アンバサダーコメント&写真/
@tomos.incさん
「八重桜×キリシマツツジの競演。キリシマツツジの見頃より少し前、ソメイヨシノが散り、ふっくらとした八重桜が残る頃。咲き始めたキリシマツツジの赤が顔を出すと、八重桜のやわらかなピンクとの競演が楽しめます。」
「ハナショウブと青もみじに包まれる初夏。5月下旬から6月にかけては、キリシマツツジのにぎわいが落ち着き、境内に静けさが戻る季節。八条ヶ池のふれあい回廊の道を歩くと、紫や白のハナショウブ、頭上にはみずみずしい青もみじが広がります。雨の日や曇りの日には、水面に緑が映り込み、静寂と涼を感じられます。」
\SENSE長岡京公式アンバサダーコメント&写真/
@kamerider1さん
「ちょっとマニアックですが、八条ヶ池の水上橋では、運が良ければ“飛ぶ宝石”とも呼ばれるカワセミに出会えることがあります。欄干に止まって獲物を探していたり、魚を食べていたりする姿を見られることも。八条ヶ池の『西池』にいることが多いので、皆さんも運だめしに、カワセミに会いに出かけてみてはいかがでしょうか。」
「毎年8月25日に行われる夏まつりの風景も大好きです。長岡京音頭や盆踊りの輪に、子どもから大人まで加わって踊る様子は、昔から変わらない夏の景色。水上橋にともる灯りも、とてもすてきでした。」
\SENSE長岡京公式アンバサダーコメント&写真/
@dobbygohanさん
「夜桜ライトアップは、比較的ゆったり楽しめるのがうれしいところ。水面に映る桜がとてもきれいで、春の夜ならではの景色に出合えます。季節が進むと、今度はキリシマツツジの道へ。新緑とツツジ、青空のコラボが見られて、長岡天満宮は四季を通して楽しめる場所だなと感じます。」
\SENSE長岡京公式アンバサダーコメント&写真/
@kyo_to44さん
「キリシマツツジは、晴れた日も素敵ですが、人が少ない時間にじっくり雰囲気を味わいながら写真を撮るのが好きです。仲の良い2羽の鴨がシンクロして泳ぐ姿もかわいくて、ずっと見ていられます。」
「節分祭は比較的ゆったりしていて、前列から神事を見られることも。豆まきで取れなかった人にも配布があるのがうれしいです。」
御朱印・御守|受けたい、天神さんのご縁
御朱印のデザインは随時更新されるため、掲載しているものの中には、現在授与されていない御朱印もあります参拝の証にはぜひ御朱印を。境内のいろどりを描いた美しい季節限定のオリジナル御朱印が人気で、訪れるたびに新しい一枚に出合えます。
御守は学問の神様・道真公ゆかりの品がそろいます。
学業成就を願う「学業御守」や、合格御守に学徳御札、鉛筆、絵馬まで揃った「合格祈願セット」は、受験を控えた人の心強い味方。
道真公が愛した梅と、境内を彩る名木・キリシマツツジをあしらった「うめおまもり」は、紅梅・白梅の2種で、大切な人への贈り物にもぴったりです。
道真公のお遣いの牛像をかたどった愛らしい「丑みくじ」も、ぜひ手に取ってみてください。
境内グルメ|天神さんの杜に包まれたお店で休憩タイム
参拝や散策の合間のひと休みに。境内の木立に包まれた「開田茶屋 龍八」は、うどんやそばなど、お出汁が自慢の軽食がずらり。飲み干したくなるほど甘みのあるアゴ出汁が評判で、梅の酸味がきいた「梅うどん」は看板メニュー。出汁のしみた、いなり寿司もおすすめ。
もう一軒はすぐお隣の「ecodeco cafe(エコデコ)」。こだわりのコーヒーやアイスを手に、青空の下、ベンチやテラス席でゆったりとお過ごしください♪
長岡天満宮は、地元の人にとって誇れる、暮らしのなかのオアシス。季節を変えて、時間を変えて、アンバサダーさんのおすすめを参考に、あなただけの楽しみ方を見つけてみてください。
INFORMATION
長岡天満宮/075-951-1025/長岡京市天神2-15-13/境内自由・拝観無料(社務所9:00〜17:00)/八条ヶ池の水上橋通行時間7:00〜18:00(10〜3月は〜17:00)/阪急「長岡天神」駅から徒歩約10分、JR「長岡京」駅から徒歩約20分/Pあり/HP/@nagaokatenmangu
開田茶屋 龍八/075-955-7800/長岡京市天神2-15-13(長岡天満宮境内)/9:00〜16:00(料理LO15:30)/不定休
ecodeco cafe(エコデコ)/075-956-5171/長岡京市天神2-15-13(長岡天満宮境内)/10:00~15:00/不定休(定休日はインスタ、ハイライトのカレンダーから要確認)/@ecodecotenjin
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