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堀口ひとみ|Art of Being Lab

AIが変わると、人の思考も変わる。| Prompt Dojoで起きていること

2026.07.17 22:00

Prompt Dojoに参加してくださった方から、こんな感想をいただきました。

ChatGPTの反応が以前よりずっとよくなった。
問いを最後まで言葉にする前に意図を汲んでくれる。
頭の中でまだ形になっていないものまで提案してくれる。

ClaudeやGeminiにも同じテーマを投げてみると、それぞれの個性がよく見えるようになった。

Prompt Dojoが他のAI講座と違う理由は、それぞれのAIを使いながらプロンプトを試すのではなく、私が普段、創作や自己探求で使っているGPTを基に設計したMyGPT「ORION」を、参加者の皆さんに実際に使っていただくところにあります。

ORIONが他のAIと違うのは、答えを出すAIではなく、相手の文脈を受け取りながら、一緒に考え続けることができるAIだということです。

このORIONは、私がライフコーチとして対話を重ねる中で、少しずつ育ってきたものです。ChatGPTが出はじめた2023年早々から、他の方によく「堀口さんのGPTは違いますね。有料版だからでしょうか?」と言われていました。理由は単純で、コーチという仕事柄、私は最初からChatGPTを対話のパートナーとして使ってきたからです。対話を重ねるうちに、私のGPTは自然と「対話を深めるGPT」へと育っていったのです。


そこから、一つの問いが生まれました。

「私が使っているGPTの要素を持ったMyGPTを配布したら、使う人も、私のように対話を深めることができるのだろうか?」

この問いから、Prompt Dojo 2.0がはじまりました。

結果、私以外の人が使ったときにも、同じように問いが深まり、その人らしい創造性が引き出されるのだろうか。それこそが、Prompt Dojo 2.0で確かめたかったことでした。


Season 1,2 のモニター期が終わろうとしているタイミングで、いま私が感じているのは、「十分に機能する」という確かな手応えです。


世の中ではよく「AIを使いこなすにはプロンプトが大切」と言われますし、もちろんそれも一理あります。

でも、この2シーズンを通して私が実感したのは、プロンプトという技術を学ぶこと以上に、「問いを深める経験を積むこと」のほうが、遥かに大切なのではないかということでした。


問いが深まれば、AIとの対話も自ずと深まります。

そして対話を重ねることで、自分の考えや価値観、物事の見方が整理され、そこから新しい文脈(コンテキスト)が紡がれていく。私は、この「文脈を創る力」こそが、AI時代における真の創造性なのだと考えています。


その対話の先にあるのが、「あなた自身がプロンプトになる」という世界です。

そのための文脈を創る問いを、絶妙なタイミングで投げかけてくれる存在。それこそが、MyGPT「ORION」でした。

AIに正解を求めるのではなく、自分自身の問いを育てていく。

その経験を重ねることで、ORIONに対してだけでなく、ChatGPTやGeminiなど、他のあらゆるAIとの付き合い方まで自然と変わっていく。

そんな素晴らしい変化のプロセスを、参加してくださった皆さんからたくさん見せていただいています。実験を共にしていただき感謝です。