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わかば通信

団地活性化サポーターも協力し「浦賀 ふれあいコンサート」

2019.03.18 02:03


団地の集会所が、世代を超え,た人々の音楽を楽しむ場に。

 3月17日(日)に、神奈川県住宅供給公社の浦賀団地で「浦賀ふれあいクラシックコンサート」が開催されました。出演は、若手の音楽家グループ、ユースクラシックの陶旭茹(トウ シュール)さん(ピアノ)と、西田早良さん()ヴァイオリン)。

  当日は、クラシックから、北国の春などの歌謡曲、タンゴの名曲まで美しいピアノとヴァイオリンの奏でる音色が団地内集会所に流れ、集まった多くの住民の人々が耳を傾けていました。

 また、地域ボランティア「コールマルシェ」の皆さんのトーンチャイムという珍しい楽器による演奏も。

 コンサートの主催は神奈川県住宅供給公社で、協力が浦賀団地自治会とUDKs。

 UDKsは「団地活性化サポーター」として同団地内に入居している県立福祉大学の学生たち。住民の高齢化が進み、自治会活動の担い手が不足する中、公社と同大学は昨年に提携し、学生の希望に応じて「団地内サポーター」として入居、団地内のさまざまな活動のお手伝いをしています。


 現在「団地活性化サポーター」として同団地内に住んでいるのは13人ですが、4月からはさらに4人増える予定です。中にはベトナムからの留学生も。

  

 この3月からは、学生たちが元々の住民たちに呼びかけて、「どんぶりの会」もスタート。集会所で一緒にご飯を食べながら、住民同士のつながりをつくろうというもので、さらに交流が進むと期待されています。 


 当日司会も担当したサポーター代表の学生さん(写真左)は、

 「ここに住んでいると寂しくないし、楽しいことがいっぱい。やりたいことがたくさんあって、住民の皆さんに喜んでもらえることが何よりうれしい」

 意欲いっぱいに、笑顔で話していました。


 住民の高齢化する団地と大学の連携は、いま各地で行われているようですが、浦賀団地の取り組みは、住民と学生が共に生きがいや、安心を得ている点でひとつのモデルになるのではないでしょうか。