奄美大島の文化まちづくり活動
やっぱり、キューバに一年住んでしまったせいか夏の暑さや人のあたたかさ、豊かな自然をどこかで求めている感じがあって、奄美大島にご縁ができて最初に訪れて以来自分にとってはなくてはならない存在になってしまった。
もちろん音楽的にも、生まれてからクラシック音楽しか知らなくて欧米の音楽ばかり聴いていたから、自国の音楽を演奏できることが羨ましくて仕方がなかった。
私は九州の血が強めだけれど、島文化に関しては本当に無知で歴史もほとんど興味がなかったし、今更自分の国の音楽といったところでちゃんと説明できるほどの知識もない。でも奄美の音楽は本当に魅力的で、楽曲の解明からスタート。
今回家族の縁で、奄美大島最北端の佐仁という200名ほどの集落にある一軒家を管理することになり、放っておくと家がダメになるからと民泊にするために改装費もかけて、やっと整ってきたところ。
こちらお気に入りのお風呂。
佐仁集落は薩摩藩の役人が駐在していたこともあって文化が元々は栄えていた場所。五穀豊穣を祈り、琉球、アメリカそして薩摩藩の支配からの解放のため踊っていた無形文化財伝統文化「八月踊り」はとても美しく、歌詞もめちゃくちゃ面白い。別れの歌が多いせいかメロディーもとても叙情的で私は一瞬で引き込まれてしまった。しかも最近通っているアラブ圏の音楽との共通点が感動的で、わかってはいたけど音楽は世界で繋がっている。
集落の方々とも少しずつ知り合って会話を重ねると、少子高齢化、空き家や土地問題など抱えていて文化どころか集落の存続すら危機的状況。これは私にも何かできることはないかとはじまったのがこの「文化まちづくり活動」。
話は少し変わって。
自分に自信がない、どうしていいかわからない時って他人を攻撃しちゃうことってあると思うけれど、海外に一人で行って現地の人とコミュニケーションを取らねばならなくなると、まず相手の状況をよくよく聞いて理解しないとなかなか難しい。その後に自分の言いたいことも言って対等な関係になる。
言いたいことが言えるようになって日本に帰ってくると、自分が強くなったことに気付かなくて空回りしたりしてまた攻撃しちゃう。
音楽で例えると、セッションで最初から自分の音を「ここだ!」と発信するか、合間を見ながらこの辺の音が良さそう、と徐々に出していくのか。私は確固たるグルーヴが存在する国にいたけれど、今はそれはそんなに重要じゃなくて、柔らかいコミュに魅力を感じるようになった。日本のジャズのプレイヤーなんかでほんとに痺れるコミュニケーションする人がいて感動しちゃう。
私は、自国の音楽を小さな時に楽しく学んだら自己肯定感にも繋がるし、日本の音楽教育が変わったらいいなと思っている。最初にクラシックのドレミファソだけを教えちゃうのは多様性に欠けてよくないから、もっと生きた音楽をガンガン子供に届けて素直に育っていけたらいいなと思っていて私なりに地味に活動しているけれど、なんせ「忖度ジャパン」「縦割り霞ヶ関」なもんで本当にハードルが高い。今は地元の港区からできることを、とこちらも活動が始まった。 政党を超えてなんとかしたいと思っている政治家さんもいるのだ。
豊かな自然があってあったかい人がいるところにいると、人を攻撃するのも馬鹿馬鹿しいしもうそんな全てのことがどうでもよくなる。もちろん島には島の問題もあるのだけれど。
そんなことで、美しい歌がある奄美大島、奄美群島の土地が守られて伝統文化が継承されていって、都市部での生活に疲れた人が幸せに生きられる場所が奄美だけでなく増えたらと願うばかり。
まちづくり活動で出会う人々は、政治に文句を言う前に体が動いていて、下からどうやってか動かせないか、と日々奮闘している。
まちづくりには莫大な資金が必要で、まだ確保できていないのであちこち動いている日々だけれど、音楽イベントだけは実行できる!それがきっかけで島文化に徐々に溶け込んで行けるので、すごいエキスパートたちがサポートしてくれている奄美まちづくりチーム「一般社団法人あまみらい文化まちづくり協会」の活動の幅を広げるため走ります。
もちろん演奏も!(できればまた東ヨーロッパ、アラブ圏行きたい)
子供達の将来のため、自分の老後のためにできることがほんの僅かでもあって、サポーターはとてもとてもありがたい存在なので、これから少しずつ開催していくイベントや、意見交換など、みなさま自由に活動に関わってもらえたらとても嬉しいです。
目標は三年後の音楽フェス。伝統的島唄から、ポップなサウンドと融合してるバンドまで。いずれはワールドミュージックフェス。うーん実現できるのだろうか。がんばるのだ!
もちろんスポンサーも大・大・大歓迎です!不動産興味ある方も、安易には購入できない場合もあるけれどお知り合いの方はお繋ぎできると思います。
7月25日(土)夜間に当団体のチームでYouTube配信を予定しています。
のぞいていただけたら嬉しいです。