芝生を張りました。
梅の見ごろも過ぎ、早咲きの桜が咲き始めましたね。
心行寺では昨年より、墓地の空き地に芝生を植えています。本日はその様子をお伝えしていこうと思います。
昨年は住職一人で作業したので3日かかりましたが、今年は石材店さんにも手伝っていただいたので4時間ほどで済みました。ありがとうございました!
それを見た娘も「私もやりたい~」と興味津々だったので、お手伝いしてもらうことになりました。
まず、芝生を植えるエリアの縄張りをします。今年は3m×3m=9㎡にしました。
次に、縄張りしたエリアの土を耕し、深さ7㎝まで掘り下げます。この作業が一番大変で、地道な力仕事になります。
土の中にはたくさんの小石が混じっていて、これをふるいにかけて取り除いていきます。ふるうのも人力なので割と重労働でした。
ちなみに、この時点で娘は作業に飽きてしまい、どこかへ行ってしまいました。それだけ、単純作業の繰り返しということですね。
ふるった後の土はフカフカしていて、いかいも芝生が根を張るのによさそうです。その土を掘り下げたエリアに戻して均等にならします。
芝生の生育に大切なのは「水はけ」です。その為、熊手を使って均等に土をならして、なるべく平らになるようにします。
整地が終わったら、芝の目土を入れていきます。
芝の目土はホームセンターで購入しました。18リットルで500円ほどです。もっと、安い土でも代用できるらしいのですが、園芸初心者の住職はこちらを購入しました。全部で6袋購入しました。
再び熊手で均等に整地したら、たっぷり水をまきます。
次に、芝生ですがこちらもやはりホームセンターで購入し、1束10枚入り(計1㎡)×7束=70㎡分購入しました。
芝の品種もいろいろあると思いますが、生命力の強い「高麗芝」を購入しました。
価格は1束600円ほどです。
いよいよ芝生を張っていきます。芝生の貼り方は「目地張り」というやり方です。
目地張りは芝生と芝生の間隔を3センチ(指2本分)ほど空けて互い違いに張っていく方法です。
こうすることで、少ない芝生で広い面積を敷けるのでコストダウンを図れますし、水はけを良くする効果もあります。
初心者にはおすすめの張り方です。
芝生を敷き終わったら、芝生の隙間にもう一度芝の目土を埋めていきます。芝が隠れるくらいたっぷりとかけて、埋めたほうがよいと思います。
土を入れたらほうきで均等にならします。
最後に、全体にホースで水をたっぷりかけてやって完成です。
以上で、ご報告は終わりです。
来年もまた芝生のエリアを拡大していく予定で、とりあえず墓地にある休憩所の周りを囲んでみたらいいかなと思っています。お墓参りに来たお子さんが裸足で走り回れるくらいまでがんばりたいと思っています。