福山市・尾道市 観光庁事業がスタート
7月17日(金)〜18日(土)、広島県の福山市・尾道市に行ってきました。
観光庁「観光需要分散のための地域観光資源のコンテンツ化促進事業」の一次で採択された『瀬戸内・歴史的港町を結ぶ「海陸一体 型ユニバーサル・シーツーリズム」推進事業』(実施主体:福山観光旅行株式会社)のツアー造成のためのアドバイスと下見です。
今回ご一緒したのは、福山観光旅行の漆川治樹社長、事業を連携するリハノワの河村由実子さん、広島でユニバーサルツーリズム(旅行支援)を推進する中村翔さんです。
1日目は、尾道の調査です。
最初に尾道市役所を訪れました。尾道水道沿いに建つ庁舎は新しく開放感のある建物で、屋上の展望デッキは観光客も上がることができ、夜21時まで開いています。
バリアフリートイレもあるので、観光施設として組み込めます。
次に、千光寺ロープウェイ。
私が前回訪れたのは2019年、尾道での講演の前にバリアフリー状況を確認するために行きました。
当時も乗り場まではエレベーターがあったのですが、そこから乗るまでに階段、山頂駅も階段で車いすの方は難しいと思いました。
しかし!今回行ってみてびっくり、バリアフリー化されていたのです!
階段の片側には、斜向式の車いす昇降機が整備されていて
山頂駅を出たところにはエレベーターで展望台まで上がれるようになっていました。
以前は頂の展望台も階段しかなかったので、ロープウェイが使えて、展望台からのこの尾道らしい景色まで望むことができるとなれば、絶対にご案内すべき施設です。
2日目は鞆の浦の漁港からスタート。
本事業の目玉となる漁船を活用したユニバーサル・シーツーリズムの打合せです。
まずは協力いただく漁船の状態の確認、桟橋からどのように乗船するかのアドバイス等を行いました。
今後、観光で活用するための認可や備品の整備等を行い、秋の釣りプログラムや漁船クルーズを目指します。
これは長年福山市で旅行事業を続けてこられた漆川さんのネットワークから生まれたアイデアで、漁獲量の減少等で困っている地元漁師仲間の方々と、漁船の新たな活用を観光でなんとなできないか!という地域課題への挑戦です。
大手旅行会社やOTAにはできない地域密着の旅行会社ならではの取組みだと思います。
その後、福山駅から近距離モビリティWHILLを使って尾道へ移動しルート検証を行いました。
昼食後、尾道〜鞆の浦を定期船で移動しました。
スロープで乗船すると、船内の通路も広くとってあり、前方に車いすスペースも用意されています。
途中何か所か景色の良いポイントで船の速度を落とし、一般の方は後方デッキから撮影できます。
車いすの方には、前方のドアを開けてくれて同じように景色を楽しめる配慮がありました。
約1時間のクルーズで鞆の浦港に到着します。
歩いて散策する鞆の浦の観光、足腰が不安なシニア層にはWHILLのようなモビリティが活躍します。
鞆の浦からはトモテツバスで福山駅に戻りました。
1泊2日のコース案、秋のモニターツアー日程案、作業工程等を確認して下見・調査を終了しました。