Ameba Ownd

アプリで簡単、無料ホームページ作成

楽助

外でしかトイレをしなくなってしまう前に

2024.04.21 07:12

「外でトイレするようになったら、外でしかしないので雨の日も散歩に行っている」という話をたまに聞きます。
犬が外でしか排泄したがらない理由としては、
・テリトリー(家)からなるべく離れたところで排泄したい
(→きれい好きだから、巣を敵に知られたくない等)

・オスであれば、マーキングしたい

・成長して排尿を長時間我慢できるようになった
(→個体差がありますが、6時間~12時間ぐらいは我慢できます)

・運動することで排便が促される

などがあります。


ズボラな私としては、出来ることなら雨の日は散歩を休みたいので、家の中でも外でもトイレをできるようにしておくことをお勧めします。
そのためにはしつけの進み具合に合わせた対策が大切です。
外でしかトイレをしなくなるまでの流れとしては、
① 仔犬を迎い入れてトイレのしつけで苦労する
② やっとこさトイレの場所を理解しだした頃に散歩に行くようになる
③ 散歩中に外でトイレをするようになり、家のトイレを掃除する手間が省けて助かる
④ いつしか外でしかトイレをしなくなってしまった
⑤ 雨の日は家でトイレをして欲しいが我慢してしまうので排泄のため外に出ている。
とこんな感じになる思います。


対策するポイントは③→④の間です。
家の中でトイレをしない期間を作ってしまうと、「外で排泄をするものだ」という犬自身の一つのルールが固まってしまうかもしれません。

家の中でもトイレはできるという選択肢を忘れさせないように、時々でいいので家でトイレをさせるようにしましょう。


家でトイレをさせる練習として、
雨の日は散歩に行かないし、雨が上がっても排尿しないと散歩に行かないでみるとか、
休日の時間と余裕のある時は、わざわざトイレをする練習をするのもいいでしょう。
例えばいつも朝7時頃、夕方6時頃に散歩するのであれば、ごはんはいつもどおり与えるけど朝の散歩の時間を9時にしてみるとか。9時でも我慢出来るなら次の時は昼の12時に行ってみるとかして、犬が我慢できず家でトイレするように仕向けます。


ここで大切なことは、犬が排泄した時、タイミングよく褒めてあげられるように待機して見守ることです。ずーと犬に付きっ切りだと犬が飼主を意識してしまい排泄できませんので無関心を装って犬と距離をとることが必要です。例えばスマホに夢中になっているように見せかけてチラチラと犬の様子を伺い、犬が排泄したら褒めてすぐ散歩に行くなどです。もしタイミングを見逃してトイレにした跡を見つけたとしてもそれはそれでまずは成功ということで大丈夫です。練習のチャンスは何回もありますので。


ここでさらに大切なことは、人間側の心の準備です。いつもの生活と違うことをする時は、犬も混乱してしまい不安げでソワソワ落ち着かなくなったりするかもしれません。そんな愛犬の姿を見て飼主が動揺してしまったらこのトレーニングは失敗です。

犬は飼主のことをよく見ています。飼主の動揺に影響されて混乱が混乱を呼び冷静に理解することができなくなります。
やりきるんだと決意を持って行うために、心の限界時間を決めておくのもいいかと思います。例えのように、「9時と決めたらその時間までは犬がソワソワしていようが動揺せずに普通の様子を装って様子を見る。家トイレに成功しなくても9時になったら散歩に行く」と、ここまでは頑張ってやってみると限度を決めておけばやりやすいと思います。

まぁ、私なんかは「そこにトイレあるんだから我慢せずにすればいいのに」と突き放してしまうタイプですが。(←お客様の愛犬にはそんなことはしませんよ(汗)たぶん)


注意点が一つあります。仔犬~成犬ぐらいであれば問題ないと思いますが、泌尿器に問題があって排尿を我慢させるようなことをしてはいけないなどの場合は、体調を改善することが一番の優先事項です。

あとは、愛犬にトイレを我慢させることに少しでも不安だと思う場合は無理にがんばらないで下さい。不安のまま実行してもいい成果に結びつきません。その場合はトレーナーと相談しながら行うことをお勧めします。

③→④の間を過ぎ、⑤になってしまってから家の中でもトイレができるようにしたい場合はトレーナーに相談して下さい。

まぁ、でも、⑤であっても何とかなるかもしれません。
土砂降り続きで外に行けない時なんかは、屋根のある駐車場にトイレを設置したり、屋根のある庭とか、玄関だったらギリギリ室内じゃないと犬が妥協して排泄してくれることもあります。
ご近所さんは雨の日は高架下に連れて行くと言ってましたしね。探せば雨の日でも散歩できる場所があるかもしれません。


うちの亡き愛犬たちも、家の中と外でトイレを使い分けできる仔が多かったですが、そういえばお外派な仔もいたなぁ、と思い返しつつ年月の流れは早いと若干動揺するのでした。
仔犬の時間はもっと早く流れていきます。流れに翻弄される前にトレーナーと一緒に流れに乗ってみませんか?(笑)