千葉・埼玉運輸支局 不正改造車37台に整備命令
海ほたる・蓮田で夜間摘発/灯火類違法・マフラー不適合など相次ぐ
関東運輸局千葉運輸支局(支局長 加藤 幸生)および埼玉運輸支局(支局長 手塚 雅司)は、自動車技術総合機構関東検査部、軽自動車検査協会、ならびに各県警察と合同で、不正改造車の排除に向けた大規模な夜間特別街頭検査を実施した。東京湾アクアラインと東北自動車道の主要パーキングエリア(PA)・サービスエリア(SA)で集中的に検査を行った結果、摘発された不正改造車37台に対し、道路運送車両法に基づく整備命令書が交付された。
今回の特別街頭検査は、違法改造車両による騒音被害や事故防止、道路交通の安全確保を目的に実施された。検査対象となったのは、千葉県の「東京湾アクアライン 海ほたるパーキングエリア」および埼玉県「東北自動車道上り線 蓮田サービスエリア」の2箇所。
千葉エリアでは7月18日(土)21時から翌19日(日)0時にかけて四輪車37台を検査し、うち27台で不正改造が発覚。埼玉エリアでは7月19日(日)22時から翌20日(月)2時にかけて四輪車および二輪車計30台を検査し、うち10台(二輪車4台含む)に不正改造が認められた。両エリアを合わせて計67台を検査し、5割を超える37台に整備命令が下る事態となった。
主な不正改造の内容としては、基準を満たさないライトの取り付けや必要な灯火類の取り外しといった「違法な灯火類に関する違反」が29件と最多を占めた。次いで、暴走行為や夜間の近隣騒音につながる「騒音基準不適合マフラーの装着・マフラー取り外し」が17件、車体からの「タイヤ・ホイールの突出」が14件、悪路走破性や安全性を損なう「最低地上高不足」が13件と続いた。
関東運輸局は「不正改造は重大な交通事故や公害を引き起こす原因となり、極めて危険な行為である。今後も警察等関係機関と連携を密にし、継続的な街頭検査を通じて不正改造車の徹底排除に努めていく。」と強く呼びかけている。
〇街頭検査の実施結果
項目・場所 千葉(海ほたるPA) 埼玉(蓮田SA) 合計
実施日時 7/18(土) 21:00 ~ 7/19(日) 0:00 7/19(日) 22:00 ~ 7/20(月) 2:00
検査台数 37台(全て四輪車) 30台(うち二輪車 4台) 67台
整備命令書交付 27台 10台(うち二輪車 4台) 37台
〇主な不正改造内容(重複含む)
• 違法な灯火の取付け・必要灯火の取外し:29件
• 騒音基準を満たさないマフラーの取付け・取外し:17件
• タイヤ・ホイールの突出:14件
• 最低地上高不足:13件
〇整備命令交付後の手続き
整備命令書の交付を受けた自動車の使用者は、発令後15日以内に必要な整備・改修を行い、最寄りの運輸支局または自動車検査登録事務所に車両を持ち込んで確認検査を受けることが義務付けられている。