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リリカ エメラルド

100万回生きたネコ

2026.07.24 14:33

ふーぅ・・・週末。

この達成感は労働がくれるもの。

3週間ぶりくらいにお酒を飲みました。少しだけ酔って気持ちいい。

思うのは、人生の複雑さ。

もう迷宮だよね。

寒いから南に向かえば、持ち合わせの水がなくなって、あまりの暑さにのどが渇いてしまう。

そして氷の世界へ戻りたくなる。

暑いから海に飛び込めば、思ったように泳げなくて、後悔する。

そういうことの連続だよ。


よかれと思ってした行動に苦しめられる。

幸せは、形を変えてすり抜けていく。

私もずいぶん、堂々巡りをしたな。

気づくと同じ苦難にあう。同じけがをする。

で、そこから脱却するには、ものすごい賢さと努力が要る。


「100万回生きたネコ」という絵本の特集をテレビで見た。

その猫は100万回生きて、やっと愛する猫と出会う。

そうして自分と初めて出会う。

そして、やっと死ぬ。

真実の愛を知って、自分を知って、やっと死ぬ。


100万回の生のなか、その猫は本当の意味で生きてはいなかった。

だから化け猫のように、生まれ変わってきた。

すごく示唆的。

他者を愛して、初めて自分を知った。

まっとうな人生を生きた。


「本当に生きる」ことの難しさ。

そのことを思った。

自分のことで、きゅうきゅうとしている間は、真に生きていないのかもしれないね。

この猫のように、ちゃんと死ねないのかもね。


この絵本の舞台に行ったことがある。大阪城の近くの劇場。

観ながら号泣した。

一回きりのこの生を慈しむということ。そのことが胸に迫って。

主演は深田恭子さんだった。

初めて「スター」を間近で見た。

すごいオーラだった。存在感だった。

なんていうか、ただ「美人」ということでなくて舞台にいるだけで、場が華やぐというか・・

本当にキラキラしていた。

初めて「芸能人ってすごい」って思った。

そして彼女の演技も本当に素晴らしかった。ファンになったもんね。その後。


そして猫役の主演の俳優さんの、最後の泣く演技がすごかった。

愛する白い猫が死んで、本当の悲しみに泣いて、本当に生きることをその猫は知ったんだと思う。


「本当に生きる」

それは何なのか考えさせられる絵本。

愛がひとつのヒントというか、生きる意味だよね。

迷宮のような人生で、「他者のいる人生」がひとつの答えである気がする。

「自分」だけで生きている人はきっと、永久に迷い続ける。

私も、その猫のように自分だけではない人生を生きたい。

もしかしたら、私たちも100万回の人生のあとの貴重な一回を生きているのかもしれない。


おすすめの絵本です。

ぜひ手にとってみてください✨