トウリーディングとは?②
前回(トウリーディングとは?①)の続きです。
実は、KCさんは雑誌のインタビューの中で、「トウリーディングとは、どのようなメソッドでしょうか?」という質問に、しっかり言葉でも表現してくださっています!
(そりゃ、そうだ!笑)
以下、インタビュー記事より抜粋。
“私たちの体と心は密接につながっています。思考や感情は、そのまま体にも蓄積され現れます。足の指には、心の有り様や、外の世界との関わり、トラウマや様々な人生体験、情緒のエネルギーが溜め込まれているのです。あなたの人生の歴史をそこから読み解くことが出来ます。”
〜StarPeople 2018 Summer Vol.67 より〜
目には見えないもの
私たち日本人は、
“病は気から”
“気の持ちよう”
“気が抜ける”
“気がまぎれる”
など、目には見えないものを言葉にしてきました。
ボディ・マインド・スピリット
全てが大事だと認識しているにも関わらず、
体に痛みや病などが現れた途端に、ボディだけに気をとられてしまいがち。
(たしかに、ボディの不調はメンタルも引っ張られるのですが…)
常に、体と“目には見えないもの”はセットで、KCさんの仰るように、
目には見えない感情やエネルギーは、体と密接に繋がっています。
目に見えないものが見えるとしたら…
世の中には、そういった感情やエネルギーなど目には見えないものを癒すセラピーが山ほどあります。
が…トウリーディングでは、
“目に見えないはずのものが、足指を通して目で見ることが出来る”
のです。
この“目には見えないものが見える”というのが、私がトウリーディングを素晴らしいツールと感じることの一つなのです。
足指はメモリースティック
KCさんは、様々な感情やエネルギーを保存している足指を、
“メモリースティック”
に例えます。
これは、体感して頂くしかないですし、
体感するまで信じてもいただけないものと思っていますが、
セッション中の足指は、
赤くなったり、ある1本だけが浮いてきたり、曲がってみたり、まっすぐになったり、震えてみたり、反応します。
セッション中、色々と反応を変える足指を、クライアントご自身、初めて目にされると大変驚かれます。笑
例えば、人指し指一本だけが、地面から浮いてきたり…
(意識的にやるように言われて、人指し指だけ上げることが出来る人が何人いるでしょうか…)↓
う〜ん…と考えている間は、人指し指さんだけが浮いていたのに…↓
何才くらいの出来事ではないですか?と年齢を特定されびっくりした瞬間、クライアントは無意識ですが、足指もびっくりを表現してくれていたり…😍↓
他人の声(世間一般的な正しい)ではなく、自分の声(私の本音)を語り出しただけで、親指の角度が変わったり…
薬指に関わるワードを話していると、みるみる薬指さんが独立(この時はほかの指が離れていくような感じだったかな。)したり。↓
こちらもセクシャリティー(薬指)に関わる話をしていた時に、薬指の付け根が赤くなってきました…↓
細胞には、全ての感情体験が保管されています。
とくに、足指には分かりやすい形で現れているし、クライアントがいくら思考で説得しようとも、足指は正直者。
思っていることと、口にしている(話している)ことが違うことさえ、足指は表現してしまうのです。笑
感情体験とは
“感情体験”というと、すこし分かりづらいかも知れませんが、
“感情体験”を表現している足指を通して、
トウリーダーと共に、クライアントご自身の人生を、
“過去・現在・未来”
と行き来しながら、明らかにしていくことになります。
それは、クライアントの“歴史”とも言えるわけですが、あくまで、足指が表現しているのは、
“感情体験”であって、“起きた出来事”そのものが現れているわけではありません。
同じ歴史を体験していても、抱く感情は人それぞれ
例えば、Aさんが小学生の時に、担任の先生に“Aさんにとっては”人格を否定されるような事を大きな声で言われたとします。
担任の先生からしたら、Aさんに対してだけでなく、クラス全体に対して話したものだったというのが、実際に起きたことだとして…
その時、一緒にその教室にいたBさんと、Cさんでは、どのような感情を抱いたかは違うということです。
例えば…
Aさんは、
先生に言われた一言を自分のことと捉え、自分の人格を否定されたように感じ、“悲しい”体験になったとします。
でも、同じクラスにいた、Bさんは、
誰に“怒鳴っているか”理由も分からず、”大人に怒られるのは“こわい”体験だったかもしれません。
さらに、
Cさんにとっては、誰のことだろ〜。まぁ私には関係ないっか!と他人事だったかもしれないわけです。
その一つ一つの感情体験により、
私たちの価値基準が決まったり、対処方法など、自分の中のルールブックが決まっていきます。
Aさん、Bさん、Cさん、全員が同じ空間にいても、感じたこと、受け取ったことが違うことがお分かり頂けましたでしょうか?
そもそも、
“私に対して”
“誰にだかわからない”
“私には関係ない”
と、先生は全員に言ったつもりなのに、誰に向かって言われた言葉で、誰に起きた出来事だったかさえ、受け取り方により異なってしまうのです!w
つまり、足指に現れるのは、
“○歳くらいの時に先生に人格否定された”
という出来事としての歴史が現れていて、それをトウリーダーが言い当てる…
というような、ものではないということです。
足指に現れるのは
“あなた(クライアント)”にとって、どのような感情体験が起きたのか。
目には見えないものが、見えるパワフルさ
トウリーディングは、コーチング。
トウリーダーが答えを教えるものではなく、クライアントが自分で答えを出していくものです。
感情体験や、感情を足指が表現してくれる。
目に見える。
というのは、本当に分かりやすく、
説得力が違います!
思考と感情は別物だから、
思考でいくら一般的に“正しい”ことを語ろうとも、足指は納得などせず、なんなら「そうじゃな〜い!!」とクライアント自ら語っていることが、クライアントの“本音(真実)”ではないことを知らせてくれるのですから、本当に正直者!!笑
そして、足指の変化は、
クライアントも目視で確認出来るわけですから、
自分の無意識な感情でさえ、
認めたくない感情でさえ、
認めざるおえなくなるわけです。
さて、トウリーディングとは?③に続きます。
コーチングに関しても書く予定です♡
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SWIHA登録 トウリーディングティーチャー/坂本 舞
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