変わっているのは情報ではなく、私達(生命)です。 2026.07.29 04:57 私たちは、「情報が変化している時代」を生きていると言います。毎日、新しいニュースが流れ、新しい動画が公開され、新しい考え方が次々と現れる。だから、世界そのものが絶えず動いているように感じます。でも、本当に動いているのでしょうか。10年前に撮影された動画は、今日見ても同じ内容です。本も、映画も、音楽も、一つの作品として完成した瞬間から、それ自体は変わりません。ところが、それを見る私たちは毎回違います。一度目には感動した映画を、二度目には冷静に見ている。以前は気にならなかった一言が、ある日突然胸に刺さる。逆に、昔は夢中になっていたものへ関心が向かなくなることもあります。変わったのは情報ではありません。情報を受け取っている私達、生命です。生命は止まりません。昨日と今日で体が違うように、心も違います。経験を重ね、出会い、失敗し、喜び、少しずつ別の生命になっていきます。だから、考え方が変わるのは不思議なことではありません。むしろ、変わらないほうが不自然なのではないでしょうか?それなのに私たちは、ときどき昨日の自分に縛られます。「前はこう言っていた。」「一度決めたことだから。」「途中で変えたら、一貫性がないと思われる。」そうやって、過去の言葉を現在の自分よりも大切にしてしまうことがあります。でも、その言葉を口にした自分も、その時点では間違いなく本当でした。そして今日の自分も、本当です。生命は、情報のように保存されるものではありません。変わり続けることそのものが、生命の性質です。私は以前、このブログではなくずっと前からやっているアメブロの時に。書くたびに「前に書いたことと違わないだろうか」となんとなく考えていました。ところが、「変わるのは自然なことだ」と考えるようになってから、不思議なくらい文章を書くことが軽くなりました。書きたいことは次々と浮かびます。興味も変わります。好みも変わります。私は二十年以上履かなかったミニスカートを、五十代になってまた履き始めました。世間の時間ではなく、自分の時間を生きてみようと思ったからです。情報は積み重なっていきます。でも、情報そのものは生きていません。生きているのは、それを受け取り、意味を与え続ける私たちです。だから昨日と今日で、同じものを見ても違って見える。昨日と言うことが違っても、不思議ではありません。それは意思が弱いからでも、軸がないからでもありません。生命が今日も動き続けているという、ごく自然な現象です♪