【環 境】熊谷組など 新エネルギー「ブラックバークペレット」国内初の製造工場竣工
2026.07.31 00:55
熊谷組、神鋼商事と清本鉄工が共同出資するローカルエナジーシステムが、愛媛県西条市で建設を進めていた国内初のブラックバークペレット(以下 BBP)製造工場が竣工した。同工場は、木材加工時に発生するバーク(木の皮)を原料とした木質ペレットを製造し、炭化装置で熱処理することで、高付加価値な脱炭素社会に貢献する新エネルギー「BBP」を製造する。商業運転を行うブラックペレット工場としては国内最大規模の製造能力を誇り、バークを原料とする工場としては国内初の事例となる。2026年6月に竣工、9月まで試運転を実施し、10月から商業運転の開始を予定している。
日本政府は2050年カーボンニュートラルの実現に向け、第7次エネルギー基本計画において脱炭素化と安定供給の両立を掲げている。また非効率な石炭火力発電は、2030年度に向けて段階的なフェードアウトを進める方針が示されており、発電分野における温室効果ガス排出削減は重要な課題となっている。石炭火力発電所の熱源を石炭からBBPに置き換えることは、脱炭素化を進める有力な選択肢として期待されている。
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